田村郡三春町 福聚寺

昨日、用事があり三春町へ行ったおり、序に字御免町194の福聚寺(ふくじゅうじ)に廻ってみた。大きなお寺で以下Wikipediaよりの引用。


・・・福聚寺は、福島県田村郡三春町にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は慧雲山。本尊は釈迦如来。住職は小説家でもある玄侑宗久。なお、前住職は玄侑宗久の父親が務めていた。1339年(暦応2年)復庵宗己の開山、田村輝定の開基により安積郡福原に建立された寺とされ、1504年(永正元年)田村義顕が現在地に移転したという・・・


田村氏三代墓所や雪村の達磨図などなど、歴史のある寺社は色々と素晴らしものがあり、陽気も良かったので色々と散策してみました。

さて時は戊辰戦争、元々勤王派であった三春藩は仙台藩などの圧力で奥羽列藩同盟に加わるも、逸早く新政府軍へ帰順の後、二本松藩への攻勢を手引きするなど武士道的価値観からは許しがたい経緯があり、二本松ではつい最近まで三春から嫁を貰うなと云われ、子供心に三春は敵という意識がありました。
実は越後村上藩(現新潟県村上市・岩船郡周辺)の藩士であった父方の祖先は戊辰戦争の際に米沢で戦死しており、尚のことそんな環境の中で育った。

それは兎も角、立ち寄った理由は桜の様子と撮影位置の確認、つまりはプチロケハンであります。暖かい日が続いたからか、つぼみの色具合が赤みを増してきたように思える。

帰りは仕事などで度々通る本宮市和田戸ノ内で梅の風景を撮影。毎年毎年、梅が咲く度に撮ろうと思いつつ、いつもカメラを用意していなかったのでこの日は持参して出掛けた。


それにしても昨日の暖かさは何処かへ消え去り、これを書いてる九日は霙混じりの寒い一日となっている。今月は愚生の誕生月なのだが、正に男心と春の空、行きつ戻りつというか試行錯誤というか、全く以って定まらぬ陽気であります。