西置賜郡飯豊町 白川ダム湖岸公園+etc

GWに行ってみようと考えていた山形県西置賜郡飯豊町大字数馬の白川ダム湖岸公園。ネットなどで今頃の時期に水の中にある木々が芽吹く画像をよく見るのだが、今回が初めての訪問となる。ルートは国道13号線で米沢から国道121号線~県道4号線、因みに県道4号線は一部ガードレールのない細い山道になるので注意が必要。

今年のGWは天候が安定しないというか、今日も雨が降ったり止んだり、そして太陽が時折り顔を出したと思えば直ぐに隠れおまけに風が強い。

公園はオートキャンプ場になっており、キャンプを行っている人達が沢山いる‥というか、キャンピングカーは良いけどこの季節テントはちょっと寒そうだ

私も田舎育ちの人間なのだが最近ではあまり見かけないというか、失礼だが県道4号線沿いには地震が起きたら直ぐに倒れてしまいそうな旧い家々が多く、既に廃屋となっているものもあり、可能であればじっくり散策してみたい。


孤独とは寂しい音だな~ F10・SS1/40・ISO200・C-PL ~


寒村といった光景の中で思わず車を停めて撮影した一枚。長露光撮影ではないのだが1/40秒の露光で独特な雲の形状になった。現像しているとモノクロの方が質感というか場の雰囲気が伝わると判断、部分的にコントラストと明暗の補正を行う。言い換えるとカラーの場合、色数などなど情報量が多過ぎるのかも知れない。


湖岸公園を後にし国道121号線に戻り喜多方・裏磐梯方面に向かう。途中、喜多方市熱塩加納町熱塩前田丁”日中線記念館”へおそらく二年ぶりに立ち寄る。旧い客車とラッセル車が展示してあり、客車に乗ると昔のことが思い出される。というのも高校の頃、通学列車はこのタイプの客車で思わず撮影にスイッチが入った。


とある記憶...~ F10・SS1/2.5・ISO200・C-PL ~


今回は自由に見学できる客車内部を撮ってみる。当初はISO感度を上げ標準レンズによる手持ち撮影であったが、これじゃ面白くないということになり、車に戻り広角レンズと三脚を持ち込む。


レタッチは車両奥に向け微小且つ段階的にモノクロ加工、シートの彩度を落としながらも質感が表現されたようの思う。奥の床部分の明度を僅かながら+補正、明暗のバランスを取る。外部は部分的に白トビが生じており補正する


一昨日も来たばかりの裏磐梯、通過の際に耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯の諸橋近代美術館を撮影。相変わらず風が強くそして寒くなってきた。


三流絵描きの下手くそな描写~ F8・SS10・ISO125・C-PL+ND400 ~


何年か前にも撮影した耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯の諸橋近代美術館。その際は手前にある池もフレーミングしたのだが、今回は離れた位置からの撮影になる。いつも此処の前を通る度、流れる雲を表現したいと思っていたのだが、この日は風も強く打って付けのタイミングとなった。


さて今更ながらなのだが、建物中央付近に立ってフレーミングしても左右対称にならず、一階部分のアーチ型の窓の数を見れば分かるように、要約建物自体がシンメトリーでないことに気付く。それにしても風が強過ぎる。日陰になるタイミングとその風の様子を伺いながら撮影を行ったため、かなりの時間を必要とした。


帰宅後、風のよるブレの確認を行う。等倍で確認すると矢張りピントが甘いように思え、建物と手前の石垣周辺に弱めにハイパスを施す。空はコントラストを+補正すると直ぐにでも白トビを起こすため-補正、更に全体的に下側から段階的に明暗を-補正する。


帰路は何時以来になるだろうか、例年であれば五月の中旬頃になる楓の新緑を期待し、耶麻郡猪苗代町大字蚕養字達沢”達沢不動滝”へ寄ってみるが、滝周囲の新緑はまだまだであった。


さて白川ダム湖岸公園、いつものことだが始めての場所は最初の二度三度はロケハンということで、今回は天候も悪く今日の内容を踏まえ来年もまた行ってみたいと思う。


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