大沼郡三島町 第一只見川橋梁+etc

只見川の川霧は如何なものか、03:00起きで大沼郡三島町大字川井字天屋原”道の駅 尾瀬街道みしま宿”へ行ってみた。早朝の国道49号線から国252号線には一台も車両が見受けられず、目的地までずっと貸切り状態だった。
結果として霧は立っておらず、道の駅脇から登る第一只見川橋梁の俯瞰ポイントではなく会津桧原駅側の川向かい、大沼郡三島町大字桧原字下三平からの撮影に切り替える。

赤丸の鉄塔下部が俯瞰ポイントの最上段。日頃の運動不足には結構キツイ登りとなるが、昨年は三回撮影を行った。入梅すれば霧も立ち易くなり、様子を伺い後日行ってみる。


朝笛響く~ F8・SS1/125・ISO500・C-PL ~


始発が来るまでの川面は穏やかで写り込みはくっきり、且つ陽が射さない状態で良かったのだが、間近になってそれらは全て悪化してしまった。因みにいつもは休日の撮影のため二両編成の列車しか撮ったことがないのだが、この日の朝は三両編成であった。


動体なのでまずはSSを決める訳だが、この時間帯は凡そ1/125近辺で撮っており、明暗はISO感度で調整している。霧があれば構図的に橋梁下をもっと取り込むのだが、ある意味面白みのない内容となってしまい、アスペクト比16:9でトリミングを行ってみた。


続いて大沼郡金山町大字栗山字雨沼”霧幻峡”へ行く。四月中旬の桜撮影以来となり、奥への通行止めは解除されていた。第一橋梁同様に霧は無いが、渡し場にあるいつもの小舟を撮ってみる。


この時点でまだ07:00前。実は昨晩どうも寝付けなく、正味二時間程の睡眠の為か体がだるくなり木陰で一時間ほど仮眠する。この仮眠により心身共に復活、疲れやだるさは消え去った。

日中は特に撮影の予定がなく、五年前の水害以降、使われることの無い只見線の各駅を見て周る。上画像は大沼郡金山町大字横田字松ノ木平の会津横田駅。錆びたレールと鉄柵、そして伸びた夏草に一抹の寂しさを感じる。

昼食後、大沼郡金山町大字大志字掛橋の大志集落へ向かう。いつもは国道252号線沿いから見渡すのだが、今日はかねやまスキー場の先にある尻吹峠から見下ろす。この峠、現在は崖崩れで通り抜け出来ないが、本来であれば金山小学校に通じる山道になる。
熊が出そうな山中に夕暮れの川霧を待ち三時間ほど一人で居たが、此処も期待外れとなり18:40頃の下り電車の通過を機に撤収。

この時間になると一気に暗くなって来る。帰路は藤沼湖から朝に撮影を行った霧幻峡へ降るが、何とこの一体は雨が降ったのか道路が濡れており、川にはかなり霧が立っていた。急いでカメラをセットしたが既に時遅し、構図や光跡の時間を見極めることも出来ずとても残念であった。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。