大沼郡金山町 会津中川駅周辺

昨日から盆休みとなり、墓参りを終え午後から大沼郡金山町方面へ出掛ける。撮りたいものが二つほどあり、一つは鉄道画家 松本忠氏の作品で金山町大字中川字大田面周辺を描いた”夏の里”の実写化、もう一つは三島町大字早戸方面から眺めた霧幻峡だ。

松本忠氏の「サイト」で大きい画像を見付けられず、奥会津五町村活性化協議会が発行するパンフレット”只見線の旅”に使用された挿絵を載せる。


場所は予てより確認済みであり、国道252号線、会津中川駅の北側、会津坂下消防署金山出張所のちょっと上の赤丸部になる。国道には三脚を立てるような歩道がなく、道沿いにある佐藤農機さんの軒下をお借りする。

田舎の人間からするといつもなら見逃してしまうような、普段の何でもない光景だったりする。因みに挿絵と比較し建物の一部や田んぼの形状が変わっており、季節的にはやや遅いといった感じだ。


そして最大の問題は盆休みで交通量が多く、下の動画のように国道を行き交う車をどう避けて撮影するかだ。また撮影してから分かったことなのだが、微妙な立ち居地の違いと挿絵のデフォルメにより列車と背景の建物の位置が異なる。

夕刻の川霧まで時間があり、大字沼沢字寺ノ北の沼沢湖を周る。以前も書いたように、この時期はキャンプで大賑わいなので人気のない場所で撮影&休憩。


今年になって霧幻峡は金山町大字大栗山字雨沼からの撮影が多く、先に書いたように今回は三島町大字早戸字湯ノ平からの撮影を行う。併し暗くなるまで粘るがイメージするような川霧が立たず撤収。沼沢湖同様、何れまた機会を伺うことにする。


どこか遠くへ~ F10・SS1/125・ISO200 ~


午後からの撮影なのでピーカンにならないことを祈るが、金山町に近付くに連れ曇り空となり、更には一雨降って緑が鮮やかになる。車両は会津中川駅15:32発の430D。
構図は”夏の里”を参考にフレーミングするが、国道252号線を行き交う車がカメラの前を通過し、列車通過時のタイミング合わせにかなり気を使った。露出に関してはSSをもっと早くしても良かったと反省。
更に帰宅後気付くが全体的にどうもピントがあまい。構図確認で撮った画像も同様にあまく、おそらく雨上がり直後の湿った空気感が影響しているのか‥と、自己解決するも、機会をみて再Tryしたい。
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