ハーメルン

2013年制作の映画「ハーメルン」、見てみようと思ったきっかけは時折り撮影をする大沼郡昭和村の廃校”旧喰丸小学校”が舞台になっていると知ったからだ。
映画ではこれも撮影によく行く大沼郡三島町の”只見線第一橋梁”や、近所の本宮市にある古い映画館”本宮映画劇場”も使われていた。因みに映画内では村内に存在する展開になっているが、各ロケ地の距離は只見線第一橋梁40km、本宮映画劇場107kmとなる。

ストーリー及び出演者は「Wikipedia」を参照。


物語りは雪降る中、元校長の葬式行列から始る時系列を行ったり来たりの展開になり、昔ながらの日本映画の難解な感覚がある。つまり時系列を整理し得ないと、一度見ただけでは内容の理解は難しいかも知れない。


実は私は三度見ているのだが、旧喰丸小学校の銀杏の美しさ、そして昭和村の何処か懐かしい佇まいに遠い昔に忘れていた何かを捜し求めていることに気付く。併しそれが何なのか未だ分からず仕舞いであり、気付けばまたこの映画を染み染みと見ているのだろう。

上、2014年撮影。中、2015年撮影 第一只見川橋梁。下、2005年撮影 本宮映画劇場。


映画のクランクインは2008年、その後東日本大震災発生などに伴う中断があり、そのまま打ち切りになりかけたが五年の歳月をかけ2013年に完成。会津若松市などこの周辺で話しを聴くと、映画存続のため寄付をした方々が沢山居るようです。
また取り壊される予定であった校舎は撮影終了まで保存されるようになり、その後は地元有志の方々により保全がなされている。因みに毎年11月の第一日曜日は校庭で「イチョウまつり」が行われます。(今年は暦の都合により10/30開催)