田村郡三春町 七草木桜

仕事の合間を縫って田村郡三春町大字七草木字殿作の七草木桜へ行く。時折り仕事で県道40号線を通ってはいるのだが、今回が始めての撮影。前々よりシチュエーションは知っており、夕刻の時間帯を狙ってみる。

七草木桜は墓の中にある墓守桜だ。昨日に未明まで吹いた強風で花は散ってしまったかと思いきや、まだまだ大丈夫の様子だった。

右側後方、約250mほど先には天神桜がある。もしかすると此方の方が有名かも知れないが、個人的には七草木桜の佇まいに惹かれる。

離れた場所から大々的に空を背景とするフレーミングを行う。太陽を背に逆光の撮影を考えていたが、太陽はずっと右側へ沈むことに気付く、且つ途中で雲間に隠れてしまい違ったアプローチを考える。


春哮ル」~ F8・SS13・ISO200・C-PL+ND400 ~


曇り空ではあるが雲間にはやや赤味が射し、映画のワンシーンを見ているような色合いだった。昨日と打って変わり風はなく長露光で赤味の発色を促し、且つ雲の流れを特徴的に描いてみる。
撮影に関しては明暗をISOで調整、雲の形状や色具合を考慮し15枚ほど撮りその中から一枚を選んだ。尚、背景には高圧線の鉄塔及び電線がありこれらを消去する。


一見すると穏やかな春の黄昏だが、その静けさの中から「春季至る」と叫ぶ声が頭の中で反響し、タイトルにはそんな意味合いがある。因みに桜のある場所は七草木字殿作だが、立ち位置は県道40号線を挟んだ字田畑になる。


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