河沼郡会津坂下町 ”喜多方らーめん 伊藤”

只見線撮影の際、国道49号線の塔寺駅周辺を通る度に気になっていた喜多方らーめん 伊藤。いつも賑わっているので尚更だが、以前は国道沿いの空き店舗だった場所だ。聞けば既に閉店した喜多方のさゆり食堂の味を引き継ぐらしい。

開店15分ほど前に着いたが、次々と車がやってきて開店間もなく満席状態になった。従って店内の様子を撮ることは出来なかったが、厨房はこんな感じで客席は小上がりとテーブル席からなり、その数はかなり多いように見受けられた。

メニューは醤油と味噌の二種、醤油には+背脂がある。

チャーシューメン @850円、ブツ切りネギが目を惹く。オーダー時に味の濃さや麺の固さを選べ、尚且つ追い足し用のスープが置いてある。さてそのスープはまず煮干の味が口内に広がり、続いてやや薄めの醤油味が後を追う。食べ進む内に煮干の味は中和され感じなくなるが、個人的には物足りず追い足しスープを垂らす。この手の店は他にもあるが、これってどうなんだろうといつも疑問に思う。
というのはコショウや七味のような香辛料とは異なり、味の濃淡は作り手の設計図の一端を担う繊細な事柄だが、そんな大事なことをこちらに任してしまって良いのだろうか。

中太縮れ麺は手打ちか否か不明。柔らかめの麺を好む私からするとちょうど良いといった食感で、一般的には固めで頼んだ方がよいかも知れない。バラ肉チャーシューはトロトロ手前まで煮込まれ、柔らかさと噛み応えが共存している。味は程よく染み込みその数は多めであった。


先に書いたブツ切りネギだが、これがチャーシューや煮干の脂っぽさ臭みを適度に抑え食感もまた良しだった。この時期のネギは硬さがあるが、旬となればどんな塩梅になるかちょっと楽しみだったりするが、開店時間が11:00~14:00と短いのが難点。


河沼郡会津坂下町大字塔寺字上ノ堤2654-3 火曜定休


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