13/06 撮影記

●08日 耶麻郡猪苗代町 達沢不動滝

明鏡止水」~ F8・SS1/2・ISO200・C-PL+ND8+HALF ND4 ~


二年ぶりに土湯温泉郷、幕川温泉の幕滝に行ってみたのだが、木橋が壊れて通行不可となっておりました。一昨年の震災で滝に一番近い金属製の橋が壊れ修復したのだが、今回は雪解けによる鉄砲水ないし土石流なのか、橋の土台が崩壊し反り返っていた。
従って国道115号線を耶麻郡猪苗代町大字蚕養字小達沢”達沢不動滝”へ向かえば、今日はカメラを携えた団体様がかなりおりました。後から来て何も言わずに前の方に陣取り長時間居座ったり、作秋出来た降り口に堂々と三脚を立て一般の人の通行を阻害したりと、遠くから来た御一行様のようだがマナーが悪いというか何というか、我はこうならないようにと思う。


戦 ぐ」~ F8・SS1/10・ISO200・C-PL ~


さて陽射しは薄曇りであるがこの時期は紫外線が強いのか、日向でなくても水流が白トビを起こす。そして紫外線の影響により意図せずコントラストも強くなり、夏場の撮影って結構難しかったする。


●22日 耶麻郡北塩原村 諸橋近代美術館+etc

諸橋近代美術館」~ F10・SS1/50・ISO200・ND16 ~


暫し腰の調子が悪く無理をしない体勢でおりましたが、目覚めれば程好い曇り空に誘われ、そして痛み止めを飲み飲み久々に耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峰”諸橋近代美術館”へ行ってみる。いつも建物の前は通っているのだが敷地に入るの三年ぶりかも知れない。因みに館内では岡本太郎展が催されたいるようでした。
空は今にも降り出しそうな塩梅でコントラストは低いものの、湖面への反射は残っているので長露にて描写するが、晴天時よりも空の表情などなど凹凸感があって好ましいと思う‥と、突然に雨が降り出し、もうちょっと構図などを吟味したかったのだが帰路に着く。


彷 徨」~ F8・SS1/125・ISO200・C-PL ~


帰宅後、唐突にいわきへ向かう。空いていれば一般道で二時間程だが、休日の午後なので些か時間を要す。目的地は何れも赤い鳥居が立つ勿来海岸と波立海岸の弁天島だが、いわきも突然降ったり止んだりと濡れながらの撮影となりました。


いわき市勿来町関田須賀”勿来海岸”はゴミの散乱が気になる。半倒壊した見張り台は壊されていた。空に赤味がありそれを助長させる露出を行うが凡庸な内容となってしまった。先月の大洗海岸もそうだが海は矢張り満潮時であり、荒れている方が好ましいと思う。


●29日 岩瀬郡天栄村 御鍋小滝

「御鍋小滝」~ F6.3・SS1/5・ISO200・C-PL+ND4 ~


昨年の七月末ぶりとなる岩瀬郡天栄村大字湯本字下二俣、二岐温泉の御鍋小滝へ行ってみた。昨年はピーカンで思ったように撮れず、何れまたと思いながら何時の間にか一年が経っていた。梅雨空の何時でも降り出しそうな今日の天候は滝撮りに適し、予定としては此処だけなので奥方も同行する。
二岐温泉から御鍋神社までは細い悪路になり、対向車が来ると危険な箇所もあるので注意が必要。御鍋神社への途中には二岐温泉の大滝があるが今回は空模様の件もありパスする。


空き地に車を停め御鍋神社へ向かう。真っ直ぐ行くと神社になり、社には逆さに吊られた大きな鍋がある。滝は境内手前の木橋を左に入る。神社の由来だが平将門が落ち延びた云々となっており、この数日たまたまNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」を見てる最中なので、何処か惹かれるものがある。


滝へは川に降り浅瀬を渡渉する。所々深い箇所があり注意が必要だが、水の透明度に優れこのまま飲めるような水質に気持ちが癒される。本格的な暑さになればサンダルや裸足で川を歩き、水遊びに適した個人的に隠れた穴場だったりする。奥方は趣味の植物採取に取り掛かり、詳しくは知らないが苔やシダを数種見つけたようだ。


御鍋小滝は高さが8m程で名前の通りの小滝だ。今日の水量は少ないものの近くに寄れば大玉の飛沫が掛かり、それがとても心地良い。右画像は滝のちょい下流となる渓流。おそらく大人の身長程の深い釜状になっている箇所があり、これがまた綺麗なブルーの涼しげな色をしている。写真だとどうしても巧く撮れず↓の動画を観てもらうとして、先程も書いたように暑い日は此処で一日中寝て過ごしたいのだが、熊さんも多く居られます。


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