耶麻郡猪苗代町 達沢不動滝+etc

三日は仕事なので前日の二日を休みにした。例年11月になると耶麻郡猪苗代町大字蚕養字達沢の達沢不動滝へ行く。この頃は既に落葉しており、滝自体ではなく滝つぼを漂う落葉のグルグルが撮影目的だ。


車を停め滝に向ういながら嫌な予感が‥と、いうのも二週に渡ってやってきた台風の影響かこの時期にしては水量が多い。水量が多いということは滝つぼ周辺は水飛沫で近寄れない、且つ流れが速くゆったりした落葉の動きがないからだ。

予想は的中でありました。取り合えず滝つぼ近くに機材をセットするものの、水飛沫でカメラやレンズ、そして身体が滴る程に濡れ、更に早流により落葉は水面に留まることなく撮影を断念。という訳で落葉し水量の多い男滝の景観はあまり宜しくなく、男滝の左側にある女滝の撮影に切り替える。


秋 潤 ①」~ F8・SS1/4・ISO200・C-PL+ND4 ~


秋 潤 ②」~ F10・SS8・ISO125・C-PL+ND100 ~


いつもは微々たる流れの女滝、従って撮影対象にならないことが多いが、雪解け時や大雨が降った後は上記ニ画像以上に轟々とした流れを見せる。①②とも盛夏は木々の葉に隠れてしまうが、特に②は落葉時のみの光景と云える。因みに①は渡渉し滝の下側から、②は川を挟んだ位置からの撮影。


①は滝撮りとしては一般的な露出。②は川面の表現目的でND100を使用し長めの露光を行う。何れもC-PLにて川面の照り返しを半分ほどに抑える。毎度のことだが、C-PLの効果をMAXにすると水面や岩々の表面が真っ黒になることがあり、効果の度合いをよく確認する必要がある。


続いて先週より撮影が続いている大沼郡金山町大字水沼字沢東の第四只見川橋梁、俯瞰地点へ向う。いつもの上り428Dには間に合わず、14:25頃通過の下り427Dを撮る。


こんな畑の中を歩き杉林に向うのだが、長閑というか澄んだ空気と秋の陽射しが清々しくとても心地良い。併しながら紅葉の色付きはどうもイマイチ、以前書いたように今年も色付くことなく散ってしまう感が強い。


「人と時と風の中へ」~ F10・SS1/160・ISO400 ~


この時間になると陽射しはだいぶ傾きギラギラ感は無くなるものの、先週同様に空気が淀み見通し及び色合いが芳しくない。従って後のレタッチを想定し”ニュートラル”になっているカメラ内ピクコンをコントラストなどが強調された”風景”に変え、撮影時からクスミ感を除去した。


今回は水面が穏やかなのか橋梁や山々の紅葉が写り込んでいるが、先に述べたように全体的な色合いがどうも好みではなく、昨年11月中旬に落葉した様を撮った景観の方が良いかも知れない。従って先週同様、今回も暫定的にupを行うが後に削除するようになるかも‥つまり懲りずにまた撮影に行く予定であります。


昨秋より10日早く大沼郡三島町大字早戸字小沢巻の早戸駅を撮影、早いので駅周辺の樹木に葉が残ってはいるが此処も全体の色付きはイマイチ。車両は15:44の上り430D、立ち位置は只見線を跨ぐ国道252号線の旧跡地、閉鎖されたトンネルからは水が染み出し、周辺の路面はいつも濡れている。


季節も運んでいるのです」~ F8・SS1/125・ISO320 ~


昨年と比較しやや引いた焦点距離で左右及び手前側をフレーミングした。下の動画でご覧頂けるように、構図上ホームに停まった状態ではなく動き出してからを撮影。徐々に暗さが募る時間帯ではあるが、動き出した直後なので然程SSを稼ぐことない。


先の「私の好きな場所」同様、レタッチは色合いの補正がメインになる。その方法は各ソフト毎に異なるが、彩度は勿論のこと色調などを過度に+補正せず、撮影時及び脳内のイメージと相談しながら背景の樹木、手前側の樹木など部分毎に行った。


さて自販機専用のこんなコーラを発見。コーラにコーヒーをプラスしたようで、カフェインが強くカロリーは少なめ。味は例えばドクターペッパーのような強烈なイメージを持つが、そのままコーラと薄めのコーヒーといった感じで独特な味わいがクセになりそうです。という訳で個人的に紅葉撮影は薄曇りが良いな‥と、到って支離滅裂な終わり方の撮影記だったりする w


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