西白河郡西郷村 雪割橋+etc

04日、家族と南会津へ行った際、西白河郡西郷村大字鶴生字由井ケ原の雪割橋と南会津郡南会津町大桃字居平周辺の紅葉を撮影する。いつもなら南会津方面は国道118号線を使い岩瀬郡天栄村を通過するが、最初に雪割橋を経由するため国道4号線を南下、白河市から西郷村へ向う。

昭和33年に建築された四代目の雪割橋はその名の由来でもある赤が退色し、老朽化が目立ってきたが、そんな折り昨年訪れた際に新築工事の情報を得た。

現在は橋脚の製作過程であり、景観が大きく変わってしまう前に撮影を行うことにしたが、それは既に遅く大きく目立つ存在となっていた。写真は思い立った時に撮っておかないと大きく景観が変わる対象物が無くなるなど、昨年の適した時期に撮っておけば良かったと正に後悔先に立たず状態になってしまった。

雪割橋展望台から先の西の郷遊歩道には数々の滝がある。3.11の震災以降、暫く車での通行が出来なかったが、積雪の中を一人歩いて回ったことを思い出す。


錦 秋」~ F10・SS1/13・ISO200 ~


06:30撮影、陽光が射す前の時間を選んだ。紅葉のタイミングだが、右上の枝に葉が残っている内はまだ早いのかも知れない。結果として橋脚などの不要部分は消去することにしたのだが、新しい橋が現在の橋以上に佳き景観になることを願うばかりだ。撮影としては風もなく特に難なく終える。


先に書いたように橋が退色しており赤味を+補正、更に背景の空と緑葉を除き色温度を微小に+補正。


山が呼んでいる」~ F8・SS1/100・ISO200 ~


大桃の舞台がある南会津町大桃字居平の紅葉。落葉した白い樹木は白樺だろうか、朱色の中に点在する姿に目を惹かれ車を停めた。立ち位置を探していると、結局は大桃の舞台駐車場からの眺めが一番良かった。


露出は明暗を考慮した一般的な数値、レタッチは右下部の電線を消去したが、ほぼ撮って出しの内容。曇り空ながら自然界の景観・色彩とは実に美しいものであり、タイトル通り山々が呼んでいる、吸い込まれそうは感覚だった。


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