田村市船引町 ”手づくり餃子の店 とみや”

いわき市へ向かう際、いつも国道349号線を使い田村郡小野町へ向かうのだが、途中の田村市船引町字山崎地区に一昨年の秋頃だったか、それまでのドライブインが改装されギョーザの幟が立った。

前を通る度に入ってみようと思いつつ昼時にこの辺りを通ることがなく、この日は此処を目的の一つに計画してみる。

ラーメンと餃子、そして餃子定食にもつ煮定食とメニューはそんなに多くありません。話しが前後するが11:00開店の30分前に到着、開くまで待ったということで半ライスをサービスして頂きました。

店内はテーブル、小上がりとも四人席×八卓。隣の建物では30席までの宴会場がある。用意してあるパンフレットに下記のようなことが書かれていた。


餃子・・・
こだわり1 肉汁ジュゥワ~!
こだわり2 地場野菜を使用しております!
こだわり3 丹精込めて一つ一つ包んでおります!


ラーメン・・・
こだわり1 自慢の会津地鶏スープ!
こだわり2 麺は喜多方の製麺所より取り寄せています!
こだわり3 醤油は相馬の老舗、山形屋商店の本醸造特選醤油を使用しています!


これはかなり期待が高まり、ラーメンと餃子を頼んでみる。私は餃子単品(7ヶ)で500円を注文したと思っていたが、これが忖度というものなのか、ラーメンと餃子が5ヶのランチセットに女将さんが変更していた。因みの女将は中国系の方なのか、日本語がちょっとたどたどしいです。

ラーメンセット @900円


さて期待の餃子だが、見た目はちょっと大き目ながら中の具材は一般的な量。皮は厚めでモチモチした食感がある。併しながら矢張り餃子はニンニク次第というか、どんなに美味いと云われてもニンニクが効いてないと普通に感じてしまう。言い換えると昨今の餃子がニンニクを排除したものばかりとなり、餃子=ニンニクという食べれば臭くて当たり前という風潮が無くなってしまったのが残念。


反対にそれほど期待しなかったラーメンだが、これは結構イケマス。厚切りのチャーシューと煮玉子、そして極太のシナチクなどビジュアル良し。スープは確かに鶏のさっぱりした喉越しに加え、キレのある醤油がスッキリと後味良好。その味わいに気付けば殆どのスープを飲んでおりました。

喜多方の製麺所から取り寄せる中太麺。食べながら気付いたが麺の量がちょっと多いように感じた。店前の幟には喜多方ラーメンとなっているが、喜多方ラーメンとは異なる味わいながら、個人的には喜多方ラーメンより食べ易くて美味かったです。


田村市船引町字山崎114 月曜定休