西置賜郡飯豊町 白川ダム湖岸公園+etc

04/30、山形県飯豊町の白川ダム湖岸公園へ行く。いつもは国道121号線沿いにある米沢市入田沢の道の駅”田沢” 付近から県道四号線へ入るが、途中に地滑り箇所があり迂回することになった。迂回路の案内図では理解し辛く、地元の方より米沢市口田沢の口田沢郵便局から県道244号線 → 県道四号線の道を聞いた。

到着に少々時間が掛かってしまったが、ダム湖水面の写り込みはとても綺麗でした。カメラマン、釣り人、キャンプの宿泊客などなど、毎年のことながら早朝から賑わっていた。

今日はサマオクも同行した次第だが、その目的は山野草と今の時期は山菜の採取であります。加えて各道の駅を見て回ることだが、先に書いた道の駅”田沢”を始め、喜多方市松山町の道の駅”喜多の郷”、 耶麻郡北塩原村の道の駅”裏磐梯”と三箇所に寄りました。


眩い季節 ①」~ F8・SS1/80・ISO200・C-PL+FOGGY B ~


眩い季節 ②」~ F8・SS1/80・ISO200・C-PL+FOGGY B ~


撮影の際ソフトフィルターを持ち歩くが、その内容は効果の弱い順にDUTO、SOFTON A、FOGGY B、それとCENTER FOCUSという特殊フィルター。ソフトフィルターは焦点距離や環境により効果に差がありそれらに応じて選ぶ必要があるが、白川ダムではやや靄がかかっており、そんな状態に適したFOGGY Bを選択。


ソフトフィルターを使用した場合、現像の際にコントラストや明暗の調整を行うと独特の雰囲気になる。とはいえこれは被写体や光具合などに左右されるため、フィルターの有る無しで撮影しておく。因みにフィルター装着により暗くなるので露出も調整する。


白川ダムに来る前に通る東置賜郡川西町大字玉庭地内、ここには多くの廃屋があり、一昨年も撮影した同じ立ち位置で撮影する。


のすたるじあ」~ F10・SS1/60・ISO200・C-PL+HALF ND8 ~


一昨年は横構図で空の面積も広めにしたが、今回は特徴のある雲の出現はなく縦構図とした。手前にはスイレンが咲いておりその色を表現したいのだが、全体的にモノクロの雰囲気が適っており撮影時よりモノクロを選択した。空との輝度差解消のためHALF NDを使用。現像の際もその輝度差とコントラストを部分毎に調整。


山形より耶麻郡北塩原村大字桧原字滝ノ原の桧原の一本桜へ向かう。先週の桜峠で今年の桜撮影は終わりかな‥とか言いながら、何気に寄ってみた。


「春惜しむ」~ F8・SS1/100・ISO200・C-PL+SOFTON A ~


二年ぶりの桧原の一本桜、今年の桜は何処も早かったが、此処は平年通りの開花状況で七部咲きといった感じだった。優しい春の日差しの下、SOFTON Aを装着して撮影。現像は先の「眩い季節」と同様、コントラストの調整に加え色合いの補正を行う。


夕暮れを待ち猪苗代湖を見下ろす郡山市湖南町舟津字鬼沼に行く。ここでは毎春、夕景をを撮影するのだが、今日は次第に雲が広がり諦め半分だった。


「春夕の帳」~ F8・SS15・ISO160・C-PL+ND400 ~


二時間半ほど移り変わる様子を見ながら露出やフィルターを調整する。天候は矢張り厚い雲に覆われるがそれでも所々には青空が見え、その部分は次第に赤味が射してきた。その赤色を利用し現像を行う。


長露光撮影には向かない強風が吹き、画面下側の枝や葉がブレるボツ画像を量産しながらの状況で寒かったが、今を逃すと水量が減り湖底が露出、更に葉や雑草が伸びてあまりよい景観ではなくなってしまう。


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