大沼郡金山町 太郎布高原+etc

以前より大沼郡金山町大字太郎布(たらぶ)の太郎布高原へ行きたい‥と、サマオクより言われており出掛けてみる。昨年も訪れたが目的はワラビとアザキ大根の種の採取、その前に私は大沼郡三島町大字早戸字下ノ原で第三只見川橋梁を撮影する。

毎秋、県道237号線の大沼郡三島町大字浅岐側から撮影しており、今回は今年の一月と同様に国道252号線からとした。その際は高清水スノーシェッド内からの撮影だったが、スノーシェッドの上を立ち位置とした。

スノーシェッドの屋根上は画像のように当然ながら手すりなどはなく、何かがあれば周囲に迷惑がかかり自己責任云々の問題はなくなるので登る際はくれぐれも注意して下さい。


緑 峡」~ F8・SS1/320・ISO200 ~


車両は12:55頃通過の上り428D。平日のこの車両は三両編成の場合が多く、凡その撮影タイミングをイメージしながら通過を待つ。雷鳴が聞こえる薄曇りの状況だが、ピーカンよりは断然良く色々と試した結果C-PLは使用しなかった。


こうして見ると県道237号線側からの景観とは大きく異なり、こちら側は二両の方が良いかも‥などと、勝手なことを思ったりする。


途中、大沼郡金山町大字大栗山字雨沼の霧幻峡へ寄ってみる。暫く立ち入り禁止となっていたため今年は初めてとなる。以前、下画像の白丸部分には舟を保管する小屋があったのだが、雪により倒壊してしまったようだ。また山側の土手が崩れる危険性があり、その工事のため長らく立ち入り禁止となっていたとのこと。

この日は静岡からの観光客を乗せた渡し舟が往来していた。詳しくは「じゃらん」のサイトをご覧頂くとして、霧幻峡の知名度が少しずつ広まり、隠れ家的な存在感がなくなり嬉しいような嬉しくないような‥。下に動画をupするが、これから川霧の季節となり、頃合いを見て通うようになると思う。

サマオクの今日の目的の太郎布高原。到着して間も無く雨が降り始め、それでもサマオクはワラビ採取に集中する。因みに金山町のHPには下記のように明記されている。


・・・アザキ大根は長さ20cmほどで辛味が強いのが特徴で、肉料理のたれ、ざるそばを食べる時に付け汁の中にアザキ大根をすりおろして食べると、特有の成分と辛 味がそばを一層引き立てます。大根に似ているが、根菜は硬くて食べられず、「人をあざむく」あざけ大根が、アザキの語源ともされています・・・


「若紫の花咲く太郎布は夏浅し」~ F8・SS1/500・ISO200 ~


雨は間も無く上がり、僅かな時間だが撮影を行う。高原なので朝陽や夕陽などの手助けが必要な景観だが、雨上がりの雲が残っておりそれを活用した。とはいえ如何にも記録写真的内容となってしまい、取り敢えずMain Blogには暫定的にupする。


この画像のフォーカスポイントは画面中央、杉木立の下部分。絞りを変えて数枚撮ったところ、F8が視力のあまり宜しくない私が肉眼で見た感じに近いように思う。


太郎布高原に来たとなれば、すぐ近くの大沼郡金山町尻吹峠から見渡す大志集落も外せません。時間的に14:55頃通過の下り427Dになるが、はっきりしない空模様に川面の色も集落も映えず、撮るには撮ったで撤収した。その模様は霧幻峡の動画後半になります。


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