会津若松市山鹿町 ”大笑家”

”こだわり支那そば”の大きな装飾が目を惹く大笑家(たいしょうや)に初訪問。開店は朝七時、鶴ヶ城の近くで朝ラーが食べれるのはここだけかも知れない。

食券方式となりスープは醤油のみ。バリエーションはチャーシューやワンタン、そしてつけ麺がある。気になったのはライスの価格が300円、ちょっと高過ぎのように思う。

明るくて綺麗な店内は四~五人席テーブル×四卓、小上がり四人席×三卓。確認出来なかったが、厨房前がカウンター席になっているかも知れない。

肉そば 大盛り @900円


まずはスープを一口、会津なので喜多方ラーメンのイメージが先行するが、あっさりした味わいの中に魚粉の香りが広がる。スープに浮いた脂は少なくそれがあっさりした要因だと思うが、魚粉は難しい食材で苦手な人はかなり苦手であり、私も以前はそうであった。


併しながらとある店のラーメンを食べてから苦手感が無くなったのだが、それはその使用量やスープの内容による。つまりしっかりとしたスープであれば、魚粉の生臭さを上手く調和し香りよく引き立たせる。


それでは大笑家はどうかと云われれば、全体的にスープのコクが薄く、魚粉の量がそう多くなくても魚系の味覚が勝っており、やや中途半端な印象を受けた。

喜多方ラーメンを思わせる中太の平打ち縮れ多加水麺。食感は個人的にやや硬め。丼に付着したものが魚粉、肉そばの具材は刻みネギとシナチク。


さてその肉そばのチャーシューは口に含んだ途端にとろけるタイプのもの。味は適度に染み込み美味しかったです。私的には噛み応えのある肉々しいタイプが好みなのだが、これはこれで有りだと思う。↓ YouTubeに動画ありました。


会津若松市山鹿町6-67 月曜定休