CP-L

KenkoのYouTubeチャンネルに"PLフィルター使いこなしテクニック"なる動画がupされていた。興味深く拝見し今まで知らなかったことが次の二点あった。


1.回転枠に刻印してある▲の意味。


ガラスとガラスの間に偏光効果を発生するブラインド幕が挟まれている構造は知っていたが、▲印を上側とした際にそのブラインドの方向が水平になる。つまりPLフィルターを装着した際、▲印を常に上側にしてから回転枠を回し、効果を確認するのが正しい方法かと思う。


2.テカリを除去する効果に対するその反対の効果。


テカリを100%抑えた回転位置に対し、その反対はテカリを一層助長する効果がある。今まで水面の反射や虹などを撮る際PLフィルターを使用しなかったのだが、全く逆の内容でありました。そういえば一月だったか、八茎不動滝の虹を撮ったときC-PLフィルターを回転させると虹がくっきりしたり、水面が見た目以上に反射する状況を体験した記憶が甦った。


以上の二点だけでもこの動画を見た価値は大であるが、日常的に使っていながら基本的なことを知らなかったことがお恥ずかしい限りであります。動画にC-PLブラケット撮影の勧めなる件がありこれは私も行っている。例えば滝の撮影などで岩のテカリを除去する際、右側の岩は消えても左側は光るといったことが度々あり、効果の違いを後にPCの大きな画面で確認している。
今回はPLフィルターについての動画であったが、続いてNDやソフトなどなどのフィルター講座もあるのだろうか‥というか、是非続けて欲しい内容の動画であった。



さて眼鏡を装着して一週間近くとなる。最初はクラクラして仕方なかったが少しずつ装着している時間が長くなってきた。併し遠くを見ている分には良いのだが、近くのものがどうしても歪んで見える。例えるなら広角レンズで撮った画像のような感じだが、距離感や色収差などなど眼鏡越しの光景がバーチャル的でなかなか馴染めない。