田村市船引町 ”手づくり餃子の店 とみや”

四月以来、二度目の訪問となる”手づくり餃子の店 とみや”。国道349号線沿いながら、民家も少なく気付かずに通り過ぎてしまうような場所と店舗だが、浜通りに向かう際はいつもここを通るのでその存在は常にある。

と書いておきながら、どうやら店舗を移転するようだ。移転先は船引町内となり再オープンは09/15。詳しい移転先は聞き損じました。

メニューはラーメンと餃子、そしてもつ煮定食と到ってシンプル。ラーメンには餃子と半ライスのA及びBセットがある。因みにメニューには平日のみと記載されているが、土日祝日でもOK。というか、迷うので平日のみの表示を消して欲しい w

店内はテーブル、小上がりとも四人席×八卓だが、移転するので今となっては不必要な情報になってしまった。但し現在は隣の建物には30席までの宴会場があり、移転先ではどうなるのだろうか。

ラーメンセット B @900円
(Bセットの餃子は5ヶだが、家人が頼んだものと同じ皿になってます)


以前お邪魔した際、期待に反してラーメンが旨かった。その要因の一つが相馬の老舗、山形屋商店の本醸造特選醤油を使用、コクがあってスッキリしたスープの味わいを覚えている。更に玉子も乗り整然とした丼内のビジュアルに好感を持てたが今回は何かが違う。


ビジュアル=飾り付けは忙しい時間帯だったので仕方ないとしても、全体的に醤油の味が勝ってしまい、会津地鶏のまろやかな風味が感じられない。前回はこの両食材の調和が良かったのだがちょっと残念。


併し前回はニンニクが効いておらず、そんなに美味しいと感じなかった餃子だが、今回は適度にニンニクが使われ、具の多さや皮の厚さモチモチ感と相俟って個人的には味が良い方に激変したと思った。

喜多方の製麺所から取り寄せる中太麺、今回の食感はややボソボソとした感じだった。因みに店前の幟には喜多方ラーメンとなっているが、山形屋商店の本醸造特選醤油の使用など、一般的にイメージする喜多方ラーメンの味とは異なります。


田村市船引町字山崎114 月曜定休