今日は乗り鉄

24日(月)、いつもと趣きを変え、今回は只見線に乗ってみる。本数の少ない路線なのでどの駅からどの車両に乗るか思案したが、滝谷橋梁、そして第一から第四只見川橋梁を短時間の乗車で眺めることが出来、且つ昼食も考慮した駅と車両を選んだ。


その内容は・・・
往路 下り 会津柳津発 08:46 ~ 会津川口着 09:39 425D
帰路 上り 会津川口発 12:32 ~ 会津柳津着 13:23 428D


会津川口で三時間ほど間が開くが、いつものおふくろ食堂で昼食を摂ることにした。尚、文中にリンクを張った画像は今年撮影したものです。

上画像、会津柳津駅。向かって左側にC11が展示され、その奥が駐車場になる。定刻通りにやってきた425Dはラッピング車両でした。でも今回は撮り鉄ではないのであまり気にならないような‥。

上画像、下り先頭になるラッピング車両内。向かい合わせ席の他、対面席がある。エアコン故障により扇風機が使用されている。下画像は東北色車両内。全て向かい合わせ席になりエアコンが効いている。因みに会津柳津駅は無人駅なので乗車後に車掌から切符を入手するが、その車掌さんはかなり若くて親切だった。

走行する先頭車両を正面から撮ることがあるが、内部から運転席を見るのはとても新鮮だ。下画像は会津桧原駅。家族を見送りに来た親子が運転士と何かを話している姿は、ローカル線ならではの光景だと思う。傍らに奥会津には珍しく彼岸花が咲いていた。


乗ってみて初めて分かったのだが、只見川に近付くと第一から第四橋梁の案内があり、更に車掌が忙しくなければ橋梁が近付くごとにアナウンスがある。

第一橋梁を通過。上画像は下り方面左側になる第一只見川橋梁ビューポイント最上段の鉄塔部。下画像は川向からの撮影ポイント。「夏 爽」「静寂破りて静寂至る

上画像、第三橋梁から見る国道252号線のスノーシェッド。このシェッド内ないし屋根から第三橋梁を俯瞰する。下画像、第四橋梁通過の際、周囲の景観を撮ろうとするが間に合わかった。「緑 峡」「川霧の穏流を渡る鉄の路

上画像、会津中川駅周辺では撮り鉄が数人。ハセ掛けした稲と只見線のコラボを撮っているのだろうか、復路でも同じ人達が立っていた。矢印はいつも店舗前に車を停めさせてもらう佐藤農機さん。下画像は大志集落。車両内から大志集落を撮りながら、乗って撮るのは写真ではなく映像が適していると気付く。
併し撮り逃した箇所もあり機会があればまた乗りたい。その際は下りの始発となる会津柳津発07:04の423Dに乗ると会津川口に08:01に着く。そして30分経過後の上り426D会津川口発08:40で帰るという手段もある。「人と時と風の中へ op.3」「水色の旅 op.2

会津川口駅に着きました。このままこの車両は折り返し便の428Dになる。乗車時間は50分ほどだが、いつもの見慣れた景観でもちょっとした旅行者気分になれる。

会津川口駅は有人駅なので切符を窓口で買う。実は列車に乗るのは数年ぶりで、切符の形状がこんな風になっていることも知らなかった。


さて初乗車の只見線、旧式のキハはちょっとした登坂でもエンジンが唸り、そのディーゼル音が響くトンネルやレールが軋む各橋梁、そして彼岸とはいえ暑い陽気の中に窓を開ければ爽風が吹き込み、トンネルを通過すれば涼しさを通り越し寒さを感じる。こんな時代遅れのひとときがすごく良いです。


「じーぜるにゆられて ①」~ F5.6・SS1/20・ISO1000 ~


じーぜるにゆられて ②」~ F8・SS1/100・ISO800 ~


今回の撮影は全て絞り優先、且つISOはAUTO設定。文中でも触れたように車窓からの眺めは難しいというのか、只見線の車両を含めた景色を撮っているとその良し悪しが分からない。従って車両内の人物ということになるが色々な意味でこれも面倒ながら、取り合えず二枚をupしてみる。


当初よりスナップに適したレンズのみの持参になり、①のように暗くて自分も揺れるような撮影はタイミングを見計らい、低速シャッターながらブレは生じなかった。②は女の子の顔に影が出来てしまい現像時にモノクロとしたが、却ってその方が趣きが出て良いかも知れない‥と、自己満足。


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