南会津郡只見町 ”美好食堂”

七月以来の訪問。只見町での撮影の際、時間的に寄ることが多くなった。前回、次はチャーシューメンをと書いたが、ソースカツ丼に惑わされぬよう意を決し入店。

駐車場が狭いのが難点。土日は隣りは郵便局に停めてもOKかと思う。ずっと気になっていた専門店に劣らぬ麺類の価格。今回チャーシューメンをオーダーしてその理由がちょっと分かったような気がする。

再開店して間もない店内は明るく綺麗。客席は二人席テーブル×四卓、四人席テーブル×一卓、小上がり二人席×ニ卓、小上がり六人席×ニ卓。

チャーシューメン @1.000円


厚みのあるチャーシューで覆われた丼はなかなかのビジュアルです。まずはスープを一口啜る。するとマイルドな味わいが伝わって来るが、次第に深みやコクの希薄さが気になる。例えると喜多方の坂内食堂のように醤油ラーメンでありながら実は塩といった感覚。


チャーシューは先に書いたように厚さと噛み応えのある肉々しいタイプ。見たところ然程の味の染み具合を連想させない色合いなのだが、個人的にはかなりしょっぱかった。それはタレなどによるしょっぱさと異なる単純なしょっぱさで、麺に絡んで食べるとといった方法を用いた。

その麺は平太のやや縮れタイプ。モチモチ‥とは何処か異なる炭水化物を噛んでいるという独特の食感。先に専門店なみの価格の理由云々と記したが、それは麺の量が多いのもそのひとつで満腹感がある。但しマイルド過ぎるスープと相俟って最後はやや飽きが来るのも事実。という訳で次回はブレずにソースカツ丼に戻ります。


南会津郡只見町大字只見字宮前1329 月曜定休