西白河郡矢吹町 ”本宮家”

予てより気になっていた洋食畑出身の店主が作るラーメン、今回要約行くことが出来ました。因みに店名は”ほんぐうや”と読みます。

土地勘がない場所なのでナビを頼りに到着、県道44号線沿いの交差点に店がありました。店内は入って直ぐにテーブル四人席×二卓、左に小上がり四人席×四卓。

醤油ラーメンが主になるメニューの他にタンメンや炒飯がある。聞くところによると炒飯が美味いらしいが、これも評判のチャーシュー麺をオーダーする。

チャーシュー麺 @1.000円+大盛り @100円


空腹に付き大盛り。配膳されるや否や漂う独特の香りに加え、小松菜と白髪ネギ、そして存在感の高いバラチャーシューロールのビジュアルに目が惹かれる。


スープを啜れば甘さとコクのある風味に、中華そばというジャンルから逸脱した洋風そばといった感覚が伝わる。魚系素材の味を感じることはないが、かといって豚なのか鶏なのかも判断は出来ないものの、醤油のコクと洋風の隠し味が高い次元で調和している。そしてスープ表面は油が浮くが、さほど熱さを感じないは何故だろうか。

摘めば崩れるチャーシュー。併しそれ也に噛み応えがある絶妙な煮込み具合。更に一枚一枚を丁寧に炙り、ここでも洋風の味・風味に食が進む。

やや縮れの中太麺。おそらく多加水麺かモチモチした食感を想像するが歯触りは極一般的。とはいえスープに浮かぶ油と相俟ってスルスルと口に入り、もしかすると先に書いた小松菜や白髪ネギはこの油っぽさを中和するためのものなのだろうか。


次回は炒飯なども食べてみたいが、白河方面は地理及び時間的に昼時の滞在は少なく、食べることを目的として行くことになる。最後に文中で油っぽいと記しているが、それはしつこい・くどいといった食感とは異なる内容であることを付け加えておく。


西白河郡矢吹町中畑478-1 火曜定休