トライポフォビア

先週、仕事で国見町に行った折り泰衡ヶ蓮の花托を拾ってきた。昨年末は同地でその花托の写真を撮ったのだが、今回は経験の少ないテーブルフォトを行ってみようという魂胆。

さて唐突に話しは変わるのだが、人間には様々な恐怖症(phobia)がある。高所恐怖症もその一つだが、その中には同じような形状の集合体に対しての恐怖症”トライポフォビア”があり、実は私もその傾向にある。「画像」(←グロ注意)を見ると嫌悪感を抱く人は多いと思うが、詳しい原因は分からず成長の過程ないし人類の歴史の中でのトラウマらしい。

克服法は馴れるしかないようだが、酷い人は水玉模様を見ただけで呼吸困難に陥るようだ。私の場合、蜂の巣や蜂の巣で蠢く幼虫などはまだ大丈夫なのだが、海岸の岩場や船底に群生するフジツボ、そして種のある蓮の花托などはダメです。今回拾って来た花托にもまだまだ種のある状態のものが多かったが、見ると背筋がゾクゾクして落ち着かない。


YouTubeなどで”トライポフォビア”を検索すると様々な皮膚病や寄生虫、そして自然の形状などなどの動画が沢山あるが、夏場の怪談話しよりこれらを見た方が心身共にかなり冷たくなります。考えてみるとこんなにデリケートだったのかと思うのだが、この症状は写真を始めるようになり興味も無かった蓮の花托を見てから顕著になったのかも知れない。更には今程のYoutubeなどの媒体が拍車を掛けているのかも‥。