福島市小田 陽林寺+etc

24日(日)、季節代わりでなかなか被写体が決まらず、福島市小田字位作山の陽林寺へ行く。山門の金剛力士が撮影目的なのだが、一昨年の秋に訪れた際は阿形像の口内に蜂の巣があり撮影を諦めていた。

立派な山門です。山門脇に陽林寺の由来を記した案内板がある。それに因ると伊達家重鎮の菩提樹であり、歴史のある寺院だ。因みに大森城主伊達実元だが、NHK大河ドラマ「独眼流正宗」では竜雷太が演じておりました。

撮影する金剛力士。その中でも先に書いたが口を開ける阿形像が被写体になる。とはいえ檻の中なので顔をクローズアップして撮る。背丈は私とほぼ同じ180cm前後か、姿形がとてもかっこ良い。

鐘楼と本堂、そして敷地内の案内板。地理的に福島市の郊外となり、更に山間にある寺にはとても静かな時間が流れる。


vajra ①」~ F4・SS1/125・ISO500 ~


vajra ②」~ F4・SS1/100・ISO500 ~


今回はタンスの肥やし状態になっているマクロレンズを使用、檻に密着し手持ち撮影を行う。露出やフレーミングを変えながら撮っては確認、、ピントが外れたものはその場で削除した。帰宅後確認すると早朝だったためか青っぽさが残り、現像の際に彩度を-補正し色合いとコントラストを整えた。


さて福島市から相馬市へ向う。行き先は尾浜字松川の鵜ノ尾岬桟橋。先週撮影した鵜ノ尾灯台の直ぐ近くになり今回は夕景目的。


干潟に佇ちて」~ F14・SS1/80・ISO200・HALF ND8 ~


満潮にはまだ早く、干潟特有の砂や泥からなる低湿地帯が1/3を占める構図となってしまった。おそらくこんな不気味な湿地帯をフレーミングする人は居ないかもだが、落陽との兼ね合いに何故か惹かれるものがあった。


個人的には絞った数値で太陽の光芒を捉え、空との輝度差をHALF NDで調整する。問題はHALF NDを使用するとフレアが発生、光が幾らかでも弱くなる太陽が落ちる寸前を待った。付け加えると落ちる位置により構図も変えることになる。また棚に付着した海苔の緑の色合いを残したかったが、逆光では無理なので諦める。


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