耶麻郡北塩原村 桜峠+etc

03日(金)、五日前に通過した際はまだ一部咲きであった耶麻郡北塩原村大字大塩字桜峠へ行く。その前にGWの定点撮影ポイントとなっている、山形県西置賜郡飯豊町大字数馬の白川ダム湖岸公園へ周る。

到着は05:30頃、現在は福島から米沢まで東北中央自動車道が無料で走行できるので有り難い。白川ダム湖岸公園は福島からだと東置賜郡川西町から県道四号線を使うのが一般的だと思うが、飯豊町までは道幅が細い山岳道路となり、ガードレールは完全に設置されておらず脱輪すると崖下に落ちる危険性がある。


着いてみれば今まで見たことのないほど車が停まっている。殆どは関東圏の車であり、これも10連休効果だろうか。また例年のようにこの時期からキャンプする人々も多い。


時こそ今は新樹萌ゆ ①」~ F8・SS1/50・ISO200・C-PL ~


時こそ今は新樹萌ゆ ②」~ F8・SS1/60・ISO200・C-PL ~


①は昨年とほぼ同じ立ち位置と構図。昨年はソフトフィルターを使用したが、今回は使わずに撮影。②は撮影を終えようとした頃にボートがやってきた。咄嗟のことだったので露出の調整が間に合わず、遅いSSでボートのブレを懸念したものの何とかなったようだ。


遅いSS使用は白トビギリギリの露出で撮っていたからで、それが今回の撮影意図でもある。現像は二枚ともほぼ撮って出しの状態であり、それだけ光の具合が良かったということになるだろう。因みに此処での撮影、湖面の写り込みを念頭に置く場合は晴れた朝の六時から七時が適していると思う。


国道121号線を南下、喜多方市から桜峠へ向う。晴れていたが桜峠に近付くに連れ雲に覆われる。桜峠はほぼ毎年訪れているが、こんなに出店があるのは始めてだった。

駐車場脇の上側は風が当たるからか七分咲き、下側は満開で見頃でした。下画像、奥の山すそが伐採され、この一帯も植樹されるのだろうか。


桜 峠 ①」~ F10・SS1/50・ISO200・C-PL ~


桜 峠 ②」~ F8・SS1/30・ISO200・C-PL ~


先に書いたように太陽は厚い雲に遮られ色合いが良くない。加えて風が吹いて寒い。暫く構図などを調整していると雲の切れ間が近付き陽光が射し、そのタイミングを見計らいながらの撮影になった。


①は陽光が降り注ぎ鮮やか、②は薄曇りでウェット感があるように思う。①は写り込んだ人物を消去したが、「時こそ今は新樹萌ゆ 」と同様、何れも補正を必要としなかった。


昼にちょっとだけ仕事があり、桜峠から国道115号線にて伊達郡国見町へ向う。そして折角なので相馬市へ足を延ばす。目的は相馬市尾浜字松川の鵜ノ尾岬桟橋。何度も撮影している場所だが思うような構図が掴めない、そして天候に恵まれない状態が続いてる。


うそうそ時」~ F8・SS3・ISO125・C-PL+ND400 ~


今回は鵜ノ尾岬桟橋の海岸ではなく、大洲道路からフレーミングしてみた。実際、大洲道路走行中に眺める景観の方に惹かれる。日没の30分後位まで眺めていたが、結果的に今回も思うような夕焼けにはならなかった。というより、Upした日没前の方が良かった。


夏季は太陽が右側に沈むため、当初よりHALF NDを使うことはせず、淡々とした色調の元、ND400で波の表情を抑える。霞みが残る色数が少ない景観は独特の眺めだった。


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