2015/01 撮影記

●24日 相馬市岩子+etc 「黎 明」~ F11・SS1/80・ISO100・C-PL+HALF ND4 ~ 久し振りに早朝より相馬からいわき方面へ出かける。併し寝過ごして予定より一時間遅い出発となり、相馬の岩子で準備を行う内に太陽が昇り始めた。想定としては夜明け前をイメージしていたのだが、急遽そのイメージを切り替え撮影を行う。 水平線の構図なのでHALF NDのハードを使い太陽光を抑えるが、…

猪苗代湖天神浜 しぶき氷

午後から家人と猪苗代湖天神浜のしぶき氷に出かけた。露店が出ていて驚いたが、今日は小平潟天満宮の祭典が行われていた。氷はここ数日の暖かさでかなり融けていた。特に本日は穏やか過ぎるというか風もなく湖面に浮かぶ氷は皆無で、昨年に続き今回もハズレとなってしまった。 所でこの冬は寒い寒いと聞くけど、家の周囲じゃ5cm程の積雪が一度だけ、且つ早朝車の窓ガラスや地面がバリバリに凍っていることは稀で、二月になっ…

南相馬市原町区 円明院

下記記事は2013/12のものです。 予てより娘が行ってみたいといっていた南相馬市原町区小浜の円明院。3.11の際、押し寄せる津波が院前で止まった、光彩を放つ写真が撮れるなどなど色々と話しは聴いており、それではということで下見に行ってみた。場所は国道六号線沿いセブンイレブン原町大甕店の裏方面になり、ここから先の六号線は通行止めになっている。 院の駐車場から直線で凡そ400m先に海が見える。院の入…

二本松市正法寺町 ”増田屋の生どら焼き”

久々に二本松市正法寺町にある増田屋の生どら焼きを食べた。円安による輸入原料代upのためか値上がりし一個175円となっていた。販売形態は凍った状態なので一般的な食べ方としては自然解凍の必要があり、冷凍の前に購入することは可能か否か訊いてみたところ、製造直後に冷凍してしまうため常に凍った状態の販売になるようだ。 生どら焼きといえば猪苗代町のどらや製菓もあるが、こちらは植物系ホイップクリームのよく見か…

昭和の名番組

NHK-FM往年の昭和の名番組、クロスオーバーイレブン。現在は夏と冬に限定で放送されるが、今冬は01/02~01/06、23:00~24:00となっている。 東京で学生をやっていた頃、車の免許取立ての頃、遊びから帰って来る時、そしてこれから夜遊びに出掛ける時などなど、ラジオやカーステからはいつもこの番組が聴こえて来た。オープニング曲は↓の「Fly over the Horizon」by Azym…

昨年の写真

昨年撮った写真の中から自分也に下記の四点を選び出してみたのだが、自分也ということは写真としての良し悪しより、撮影時の思い入れのウェイトが高かったりする。タイトルをクリックするとフォト蔵の画像(別窓)が表示されます。 「月夜に於いて」「今朝の空は雌黄色らし」「秋 水」「十二月の存在 op.2」 「月夜に於いて」は多重露出を多用した内容であり、同じものは二度と撮れないかも知れない。今はこんなに手の込…

14/12 撮影記

●07日 いわき市中之作 竜ヶ埼鼻灯標+etc 「紺青の朝に頬寒く」~ F10・SS4・ISO200・C-PL+ND400 ~ 早朝よりいわき市中之作の竜ヶ埼鼻灯標へ行く。太陽は既にやや高めに顔を出し、その斜光線で水平線がオレンジとなっていた。時折り訪ねては被写体とするこの灯標、震災後は中之作港からの出港はないため灯ることはない。撮影はいつも横構図でフレーミングするのだが、紺碧の海と空、そして水…

若き正宗の軌跡

87年の大河ドラマ「独眼竜政宗」、歴代大河ドラマの中で視聴率TOPの作品でもあり、何度観ても楽しめる内容を持っている。愚生は今の地に越して12年になるが、以前は大内定綱が領主を務めていた小浜(現二本松市)に住んでいた。 小浜では天正十三年(1585年)、二本松城主の畠山義継と手を組んだ定綱が伊達家に対抗、正宗の進攻を受ける。この時まだ若き正宗は、感情のまま深く思慮することもなく老若男女問わず惨殺…

14/11 撮影記

●02日 石川郡平田村 山鶏滝+etc 「秋 水 ①」~ F8・SS8・ISO200・C-PL+ND400 ~ 「秋 水 ②」~ F8・SS8・ISO200・C-PL+ND400 ~ 山鶏滝は昨年の年末以来ぶりとなり、あぶくま山系は見頃といった趣きであった。水量はこの時期としては怒涛のように流れ濁っている。一昨年の紅葉時の撮影では長露によって一部の葉がブレており、今回はそれを最大の注意点として風…

14/10 撮影記

●19日 耶麻郡猪苗代町 中津川渓谷 「朝 寒」~ F10・SS2.5・ISO100・C-PL+ND4+ND8 ~ 日曜であるが仕事なので早朝に撮影を行う。行き先は秋元湖からの中津川渓谷。此処は陽光が射し込むと輝度差がかなり厄介なので早朝が良い。到着した時は一人だけであったが、後から後からカメラマンがやって来る。そして各々が口にするのは今年の紅葉の色合いが良くないということだ。確かに葉の数も少な…

14/09 撮影記

●14日 耶麻郡北塩原村 桧原湖+etc 「荒 涼」~ F8・SS1/125・ISO200・C-PL ~ 朝五時起きして裏磐梯へ向かう。今頃の朝五時は既に遅い行動時間なのだが、現地に近付くに連れ厚雲の下で雨が降り出し、仮に早く来ても仕方なかったのでは‥と、結果オーライ的に捉えてしまったり。 雨は次第に上がり細野のママキャンプ場ちょい先に停車、背丈ほどの雑草の中を檜原湖々岸に入る。水量が減りぬかる…

マーラー

私は生きるために指揮し、作曲するために生きる・・・これは指揮者としても、そして作曲家としても著名なマーラーの言葉だが、彼の名を冠した74年の映画「マーラー」がある。監督はケン・ラッセル。マーラー役はロバート・パウエルだが、晩年のマーラーが五十代だったので当時三十にも満たない彼にはちょいと早すぎた役かも知れない。妻アルマ役はジョージナ・ヘイル。 マーラーは私にとって最大にして最高の作曲家であり、も…

14/08 撮影記

●15日 大沼郡金山町 大志集落 「晩夏の水郷」~ F10・SS1/2・ISO100・C-PL ~ 本日は家人と出かけたのだが、降ったり止んだりの空模様により思うような撮影、ないし新たな撮影地の発掘はなかった。それにしても涼しくて良いといえば良いのだが、今年の盆休みは雨ばかり降っている。更には梅雨時から雨が多く各湖沼群の水位は下がらないものの、大塩の天然炭酸水の井戸はかなり水量が少ない状態となっ…

14/07 撮影記

●06日 郡山市湖南町 「静穏の刻」~ F8・SS1/10・ISO200・C-PL+HALF ND4 ~ 作秋、猪苗代湖南岸にある青松浜湖水浴場を訪れた際、小舟の目印の為なのか水際に竹竿を多数立ててあった光景を思い出した。青松浜湖水浴場は舟津から冬季閉鎖される県道376号線で向かうのだが、着いてみれば竹竿の姿は無く、仕方ないので県道376号線を戻り猪苗代湖を見下ろす地点から撮影することにした。此…

伊達郡国見町 阿津賀志山防塁跡

仕事で国見町へ行く。仕事の都合で二時間ほど待ち時間が生じる予定につき、この時期の国見町となれば西大枝の泰衡ヶ蓮ということで撮影の準備をして出かける。下記は三年前のブログの記事。 ・・・宮城との県境、福島県伊達郡国見町には古来より東山道や仙道口と称され坂東(現関東地方)、そして京へと続く街道があった。現在でも国道四号線、東北自動車道、そして東北本線や東北新幹線がこの国見町を通るように、北上するには…

14/06 撮影記

●01日 耶麻郡北塩原村 桧原湖 「夏の夜明け」~ F8・SS1/10・ISO200・C-PL ~ 白々と明るくなり細野に着いたのは04:10頃、既に数人のカメラマンが三脚を立てていた。併し空は赤々と燃えることはなく、水面に写る樹木の揺れ具合を重点的に撮ってみる。風で葉々がぶれるのでND系のフィルターは使わず、風が止むのを待ちながらC-PLで湖面の色合いを調整しやや暗めの露出で撮影した。 「空は…

14/05 撮影記

●03日 南会津郡下郷町戸赤 戸赤の山桜 「惜春の色彩 ①」~ F10・SS4・ISO200・C-PL+ND400 ~ 「惜春の色彩 ②」~ F10・SS3・ISO200・C-PL+ND400 ~ GW後半が休みとなり、三日は何ヶ月かぶりに朝から出かけた。行き先は下郷町戸赤の山桜、暗い内に出かける予定であったが05:50に出発し08:00前に到着、既に多くのカメラマンが三脚を立てていた。中には撮…

フィルターケース

個人的にフィルターを着脱しながらの撮影が多い。となるとそのフィルターの出し入れ及び交換のし易さが問題となってくるのだが、三枚入れられるKenkoの「フィルターケース」を首から提げて使っている。 フィルターケース以外に用意したものは事務で使うリング、そして右画像の首に下げる携帯ストラップで何れも100均で買える。 リングは直径50mm、勝手に開いてしまうことを避ける為、画像の黄色印部分を瞬着で固定…

ラストサムライ 池田七三郎

昭和十三年(1938)、一月十六日、新選組最後の隊士、稗田利八こと池田七三郎が没した。九十歳の長寿を全うした彼は、慶応三年(1867)の秋に江戸で行われた隊士募集にて入隊。入隊時十七歳の彼は、まだ年少のため近藤勇の小姓のような仕事をしていたという。 入隊の翌年、慶応四年一月三日、鳥羽伏見の戦いが始まり初陣を飾るが、腹部に銃弾を受け負傷したまま富士山丸にて江戸へ戻る。三月には甲陽鎮撫隊として甲府に…

14/04 撮影記

●05日 いわき市平 「わたしは夜に海をみる」~ F8・SS15・ISO200・C-PL・Multiple Exposure ~ 15時に仕事を終えいわきに向かう。先月の16日に行ったばかりだが、ちょっとイメージが浮かんだので飽きもせず出かける。そのイメージとは海辺の岩々と打ち寄せる波、そして沖を行く船の光跡が頭に閃いた次第だが、思い描くような場所が決まらぬ内に薄磯海岸に来てみた。 薄磯海岸は護…