音楽のブログ記事

音楽(ムラゴンブログ全体)
  • 復活するために私は死ぬのだ...

    グスタフ・マーラーの音楽と出会ったのは確か高二の夏、NHK-FMから流れていた第二交響曲「復活」であった。当時ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、そしてジェネシスなどを聴いていた私にとってそれは驚愕に与えする内容、且つ音楽というものを改めて考え直す起因となり、あれから様々な音楽を聴き現在に至るが... 続きをみる

  • ...tot licht ! / Discus

    インドネシアのディスクス、そのバンド名の由来は、飼育が難しいと云われるアマゾン産熱帯魚の名前のようだ。私が東京での学生時代の寮に、留学のためインドネシアから来た男性が住んでいた。とはいえ彼は私よりも10歳ほど年上、且つ日本人の奥さんがいた。 彼の吸うインドネシア産の煙草、これがなかなか個性的という... 続きをみる

  • ヤニク・トップ ”DE FUTURA”考察

    ・・・人類の最もおろかな愚行、それが広島で起きてしまった。罪のない人が人によって苦しみ、飢え、焼かれ、死んでいく、それを断じて許すことは出来ない。それを表現したのが"De Futura"である・・・ ご存知JANNICK TOP / ヤニク・トップの名曲 ”DE FUTURA / デ・フトゥーラ”... 続きをみる

  • 「踊る鳥人間」 サムラ・ママス・マンナ

    とあるプログレッシヴ・ロックのガイド・ブックに、70年代の真のプログレ・バンドはイタリのアレアとフランスのマグマ、そしてスウェーデンのサムラ・ママス・マンナ(以下サムラ)だと明記されていたが、かなり思い切ったことを書いたものだと思いつつ、その反面なる程と肯く箇所も多々ある。 サムラは69年にアコー... 続きをみる

  • サイケデリック

    Psychedelic ・・・通説では「psycology」+「delicious」=「脳に美味しい」という造語であり、LSDや幻覚剤を用いた幻視・幻聴などの感覚表現である。アーティストはその幻視や幻聴を活用、非現実的な世界を具象化する訳であるが、一般的に音楽で有名なものはBeatlesの”Luc... 続きをみる

  • 昭和の名番組

    NHK-FM往年の昭和の名番組、クロスオーバーイレブン。現在は夏と冬に限定で放送されるが、今冬は01/02~01/06、23:00~24:00となっている。 東京で学生をやっていた頃、車の免許取立ての頃、遊びから帰って来る時、そしてこれから夜遊びに出掛ける時などなど、ラジオやカーステからはいつもこ... 続きをみる

  • マーラー

    私は生きるために指揮し、作曲するために生きる・・・これは指揮者としても、そして作曲家としても著名なマーラーの言葉だが、彼の名を冠した74年の映画「マーラー」がある。監督はケン・ラッセル。マーラー役はロバート・パウエルだが、晩年のマーラーが五十代だったので当時三十にも満たない彼にはちょいと早すぎた役... 続きをみる

  • 友川かずき

    秋田生まれの彼は宇崎竜童の尽力によりデビュー、秋田訛りのアクの強い歌唱と強烈な歌詞で独自の世界を持つ。中原中也の詩に衝撃を受け中原の詩に曲を付けたアルバムも発表、また愚生の記憶が正しければ、”3年B組金八先生”で「トドを殺すな」が使われていたと思う。 数年前 「IZO」なる幕末の人切り以蔵こと岡田... 続きをみる