秋閑に轟く、紅葉の山鶏滝

M.Hermitage

15日(金)、朝起きて外に出ると家の周りの木々がオレンジ色と化していた。山々は高さがあるからか紅葉は徐々に降りてくるが、里山は平地だからか一晩にして景観が変わる。奥会津の紅葉は良くなかったけど、一見すると私の住む所はそれ也に良い感じだ。

さて家の周囲が色付くと石川郡平田村大字中倉字小種石の山鶏滝は見頃のタイミングを迎え、ちょっと様子を見に行く。到着すると画像の遊歩道入り口からも色付きの良さが窺えた。

遊歩道を200mほど行くと滝が見えてくる。この日訪れた理由は昨夜降った雨で幾らかでも水量が増えてないかと期待したところ、遠くからでもこの時期としては多く見えた。下画像は正面からの山鶏滝だが、北須川の渓流に約10mの高さがあるこの滝名の由来は・・・


①昔々富士山から黄金の山鳥が飛んできてこの滝に入ったという伝説。
②山鳥が羽を休める様子に滝の姿が似ている。
③滝の付近で山鳥を多く見かける。


・・・などなど存在するが、私的には夢もロマンもなく無難に③だ。併しこれまで近くで山鳥の姿や鳴き声を見聞したことはない。


「秋閑に轟く」~ F10・SS6・ISO200・C-PL+ND100 ~


昔々は正面から撮ったのだが、この数年は奥側を立ち位置にすることが主となった。それも全く同じ位置ばかりで毎秋の定点観測と云った具合だ。ただ今回は1.5mほど右に立っての撮影になり、右奥の瀧鶏山不動尊へ渡る山鶏滝の橋が木々に隠れている。紅葉は例年と比較し一週間ほど遅いが全体的には今が見頃。里山は先週一気に気温が下がったことが影響したのか色付き具合も悪くはないが、モミジの赤はこれからだと思う。


天候は曇り空&無風の絶好な滝撮り日和となり、撮影はスムーズに進む。C-PLの効果をMAXにすると岩肌が黒く潰れてしまい、適度にテカリを残す半分の効果とした。この滝のSSについては1/5秒でも5秒でも落流の表情に大きな変わりはない。但し川面上に落ちて流れる表情は異なり、その辺りが決め手になるかも知れない。


「Sense a presence」~ F10・SS1/30・ISO200・C-PL ~


この橋を渡ると大宝元年(701年)に徳一太子が建立したと云われる”瀧鶏山不動尊”がある。今回はその画像は撮らなかったが、弘和三年(812年)には高野大師が湯殿山を開基した際にこの地でも修行を重ね、後に弟子の弘法大師もこの地で護摩焚き修行をしたと伝えられる。尚、建物は明治40年に焼失、翌41年に再建された。


以上の所以があり、この橋の前に立つと水飛沫のマイナスイオン効果もあるのか、何かしら落ち着く。そしてこの先にはいい加減な気持ちで行ってはいけないような心境に至る。


さてさて平日なのでそそくさと撮影を終えるが、帰路に着く前に中古で購入したレンズの試し撮りを行う。焦点距離や絞りを変え、烏滸がましくもレンズの特性を確認してみたり‥。


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