雲翳と新緑の只見線・・・午後の部
11日(日)、午後の部。会津平の田んぼの様子が先週と変わりがなければ帰るつもりでいたが、根岸駅周辺でも水が入り留まることにした。撮影記の表題は”雲翳と新緑”となっているものの、午後からは”雲翳と新田”と云った内容の方が適しているかも知れない。

まずは大沼郡会津美里町鶴野辺杉ノ寄乙の春日神社から根岸駅方面を望む。春日神社は鳥居と桜、そして只見線を撮り込むポイントになるが今春それは叶わなかった。会津平でも厚雲に変わりはなく、風も吹いて水面が荒立ち色々と構図を模索する。

「蛙がコロコロ鳴いてゐた」~ F8・SS1/400・ISO200 ~
車両は13:32頃通過の下り427D。幸運なことに通過直前には風が治まり水面は落ち着き、咄嗟にその水面と空を多く撮り込む構図とした。午前の部でも記したがこの日の空はドラマティックであり、色合い的にも青空時と異なりファインダーを覗いているとワクワクする。気温は相変わらず低くカエルの鳴き声はどこか淋しげだった。

次は大沼郡会津美里町米田字南地中甲の根岸駅にて撮影する。車両は13:52発上り428Dになるが、背景に見える背あぶり山の風力タービンも撮り込もうと欲を出し、的を絞れない内容となってしまった。何れ望遠にて車両に寄るなど再Tryしてみたい。

続いて大沼郡会津美里町米田字鴨田乙の桧ノ目踏切周辺へ向かう。各田んぼでは代掻きが行われており、車両通過時にトラクターの位置はどうなるかなど構成・構図を色々と考慮する。

「風光ル」~ F10・SS1/400・ISO250・2 Composite Photo ~
車両は15:26頃通過の只見線レトロ満喫号上り9430D。↓動画でご覧頂けるように代掻きは終わってしまった。併しそんなこともあろうかと事前に作業中のトラクターを数枚撮り、後の車両通過時の画像と合成しその序でに明度も補正する。
以前に何度か記したことがあるが、なるべく一時間前には撮影地に着くようにしている。というのも何か面白いことが起きないか、起きたらそれを活かせないかと常に考えているからだ。今回のそれはトラクターになった訳だが、合成も写真の楽しみ方の一つだと思っている。

早朝から多くの本数を撮っていると矢張り疲れて来る。従って最後は大沼郡会津美里町米田字上谷地乙から動かずに数本を撮ることにした。まずは画像の16:58頃通過の上り430Dを撮り間合いなどを確認する。悪くはないが実は夕景目的なので次便以降に期待する。因みに画像のupないものの17:29頃通過の下り431Dも撮るが、雲の状況や色合いがイマイチだった。

「あした晴れるかな」~ F8・SS1/400・ISO640 ~
車両は18:06頃通過の下り433D。この日は此処でも幸運が訪れ、僅かに太陽が顔を出し微々たるものだが空が色付く。更には強風が治まり水面が落ち着いた。事前に二便撮り背景の目立つビニールハウスを避ける、更には写り込みの車両位置などを確認出来たことは大きい。
この時間帯の根岸駅周辺は実に撮影チャンスに恵まれる。というのも根岸駅の発車時間で記載すると16:55の上り430D、17:28の下り431D、18:06の下り433D、18:38の上り432Dと凡そ30分間隔で四便が走行しており、これからの夕景時には持って来いの場所だ。
夕刻が近付くに連れ北風が尚のこと冷たく、最後は冬物のジャンバーを着込んでの撮影となった次第だが、初夏とは云え会津に来る度に寒い日に遭遇するのは気のせいだろうか‥。
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