只見線KY303・KY307 首都圏&東北色二連の日

M.Hermitage

24日(土)、通称船着き場からの第一只見川橋梁撮影を目的に出掛ける。その前に会津川口駅まで車を走らせ車両確認を行えば、始発の422Dはキハ110の首都圏色と東北色の二連となっていた。因みに二便目の424DはデフォルトカラーのキハE120単行だった。

現行の只見線車両の中でこの組み合わせは私的に役満配列、且つ422Dは画像の運用表のように、会津川口駅と会津若松駅を二往復しながら最後は431Dとして小出駅に向かう。つまり稼働時間が長いということはそれだけ撮影の機会も増えるということだ。

そんな訳で第一只見川橋梁は後回しとし、往年の車体色が似合う原風景を念頭にまずは大沼郡金山町大字中川字下田面の中川集落を撮影地に選ぶ。此処を選んだ大きな理由は車両に近付きレア配列の車体を中心にフレーミング出来るからだ。


「ふるさとへの途」~ F8・SS1/250・ISO400 ~


車両は05:37頃通過の上り422D。当初は会津坂下消防署金山出張所付近から車両が真横となる構図をイメージしたのだが、周辺の田んぼは耕されていない、水が入っていないなどにより立ち位置を変え、やや斜め前方からの構成。背景の空の状態が良くないのでその面積を出来るだけ少なく撮り込む。その結果シンメトリー構成となり右側の家屋と同様、列車も田んぼに写り込むだろうとの推測通りになる。


続いて河沼郡柳津町大字郷戸字居平丁の滝谷川橋梁へ向かう。只見線の各橋梁は風景的に撮るとどうしても車両が小さくなるが、左斜め前方からの滝谷川橋梁は距離感が程よく、今の時期は緑一色の世界となっている。


「緑駆ける鋼の旋律 ①」~ F8・SS1/160・ISO640 ~


車両は「奥会津ヲ旅ス」と同じ422D、通過は06:10頃。この場所を選らんだのは緑一色の世界にこの車体が映えるのでは‥と、いった理由から。橋梁を渡り始めると深い峡谷にジョイント音が響き、それはまるで鋼が奏でる旋律のように聞こえる。尚、滝谷川橋梁では同タイトルとなる午後の便も撮っており、タイトルに①と付いている。


次はこの日の目的である第一橋梁船着き場へ向かうのだが、時間があるので大沼郡三島町大字桧原字居平の会津桧原駅に寄ってみる。童話のような佇まいの待合室は画になるものの、撮るとなるとなかなか上手く行かない。車両は07:21発下り423D。

大沼郡三島町大字桧原字下三平からの第一只見川橋梁、通称船着き場。車窓からあちこちの川面を眺めながら往来していたが、朝から無風で荒れる様子は見られなかった。但し夏に向かって徐々に水質は悪くなってきており、この日の第三只見川橋梁付近は特に濁っていた。


「静謐なる影の交錯」~ F10・SS1/250・ISO200 ~


車両は09:03頃通過の下り425D。やや青空を残す薄曇りといった状況に、当初のイメージ通り空や山々の写り込みを重視したフレーミングとする。通過前に風が吹き川面が荒れ、どうしたものかと迷うも何とか治まった。


遠景となってもこの車両なら目立つのではないかと想像し画作りした次第だが、滝谷川橋梁と同様に緑の中に沈むことなくその存在及び色彩感を放っている思う。


これは425D通過から19分後の上り426D。風が吹き川面がご覧のようになっている。川霧の撮影も気を揉む場面が多々あるが、写り込みも同様に運を天に任せるしかない。

午後からは再びの滝谷川橋梁、プチ俯瞰ポイントからの撮影を行う。この日は雨が降り出しそうな空模様が続くが、晴れていれば影日向が生じ此処での撮影は厳しくなる。そんな天候故、寒くて車内ではずっと暖房を使用していた。


「緑駆ける鋼の旋律 ②」~ F10・SS1/200・ISO320 ~


車両は13:11頃通過の上り428D。此処からの撮影は橋梁下部の撮り込み方が構図の良し悪しに大きく関わり、今回は多くを省いてみた。キハ40の頃を忘れてしまったのだが、明るめに撮る、ないし明るさを補正すると東北色の車体はディテールが失われてしまうように感じる。従ってこの車両はその辺りを注視して撮影、且つ補正を行うようにする。


428Dを追い大沼郡会津美里町寺崎並柳の雀林踏切周辺へ向かう。車両は13:55頃通過。予め脳内で立ち位置や構図など練っており迷うことは無かったのだが、いよいよ雨が降り出す。雨だけなら問題はないが単調な灰色一色の空では矢張り冴えない。従ってこの配列で通過する17:00台の下り431Dを撮ることなく帰ることにした。


そんなこんなで他の車両には目もくれず、.KY303・KY307のみを撮っていたので今回の作品枚数は少ない。とは云いながら、昔々は一日の撮影で二枚ほどのupが目標だった。


所で最近タイトルが浮かばずチャットGPTを使うことが多い。併しそのままだとあからさまに説明的な内容となってしまい、様々な注釈を加えてのやり取りになる。チャットGPTが提示したタイトルをそのまま使うことはないが、今回は頭から消えていた”静謐”という二文字熟語を思い出し、”鋼の旋律”という語句は新鮮で考えも付かないワードだった。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。