山背吹く梅雨兆しの只見線・・・後編
01(日)、桐の花の状況を見ようと金山町の大志集落や中川集落周辺を見て周る。先週も注視していたのだが紫の花が目に写らない。昨年は五月の中旬頃でまだ早かった記憶があるのだが、もしかして知らず知らずの内に終わってしまったのだろうか。

列車通過の時刻が近付いてきたので散策を止め、大沼郡金山町大字川口字中山の上井草橋へ行ってみた。雲は多いながら清々しい景観となっており此処で撮ることにする。

「ふるさとへの途 op.2」~ F10・SS1/400・ISO320 ~
車両は09:42頃通過の下り425D。上井草橋モニュメントの裏が立ち位置。川面を大々的に撮り込むこの構成は青空に浮かぶ雲や大志集落、そして緑木立の写り込みが肝になると思う。そして当日は梅雨兆しのややどんよりした景観ながら、そのお陰で影が生じず更には風も吹かず川面は穏やかだった。この画像のように車両を幾らでも手前側に置きたいのだが、そうすると右下の木々が入り込んでしまうのが難点。

続いて再び前編の大沼郡金山町大字横田字山根へ戻る。画像は昨夏も湧き水を汲み汲み周囲の撮影を行っていた熊野神社だが、今年もそんな暑い季節が直ぐそこまで来ている。因みに暫し此処で休息する間、多くの方々が水を汲みに訪れていた。

車両通過までは時間があり線路沿いの草刈りを行う。先々週、画像の場所は線路が見えていたが二週間でこのような状態‥とはいえ、これでも背丈のある雑草を刈った後になる。

「雲の重さや梅雨兆す」~ F10・SS1/640・ISO200 ~
車両は15:03頃通過の上り430D。先々週は青空に浮かぶ雲の形状が気になりupを見送った。今回は曇天模様の動きの無い重々しい空となり、果たしてどうするか悩むもタイトルのように現在の季節を表現する天候かと思いupすることにした。空は明るいのだが、午後からの撮影なので此方側を向く家屋や車両、そして手前の草むらは暗く明るさの調整を行う。

最後は前編の「手を振れば汽笛応える只見線」を撮った立ち位置の近くから東側を向いての撮影。相変わらずの曇り空ながら存在感と動きのある特徴的な様相となるが、そのような雲は風も連れて来るのか田んぼは波立ち写り込みは期待出来ない。

「山背渡ル」~ F10・SS1/400・ISO500 ~
車両は15:54頃通過の下り427D。先の430Dを撮る頃から北東の風が吹き始め、何かを着込まないと寒くて居られない。夏季、北海道から関東にかけ北東からの山背が吹くことがある。冷たくて湿った風は期間が長引くと冷害をもたらすが、正にそのような状況だった。
そんな景観ではあるが、前編でも書いているように定期的に撮っている場所であり、長閑な原風景は四季を通し飽くることがなく、昔ながらの家屋と田んぼや背景の山々、そして線路の位置関係・バランスが惹き付けられる要因だと思う。
晴れて夕焼けともなれば夕刻の便を撮る選択肢もあるが、何度も繰り返すように週末の天候に恵まれず、今年の初夏の夕暮れ時は撮れず仕舞いになりそうな気配だ。
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