秋暑の只見線、鉄路彩るソバと稲

10日(金)、ソバの花と只見線、午後一の上下便を撮る。下りは05日の日曜に撮った河沼郡柳津町大字細八字大巻甲付近を考えたが、二兎を追う者は何とかの格言通り、河沼郡柳津町大字細八字家ノ下甲で二便撮ることにした。

この場所は「一昨年の11月末」に柿と只見線を撮った。それ以前よりこの地でソバの花が咲いていた記憶がなく‥いや、それとも忘れていたのだろうか。折に触れソバの花の独特な匂いが無くなりつつあるとBlogで書いているが、以前ほどではないものの此処では感じました。


国道252号線沿いのこの場所には八坂野バス停があり、数年前まで商店が立っていた。その商店跡地に車を停めてもらうのだが、この日はおそらく娘さんと思しき方に対応して頂く。一昨年の秋は家主の老夫婦にお願いすると、早朝にも関わらず「上ってお茶でも飲んでがせ」と言葉を掛けられる。悪く言えばあまりにも無防備とも云えるが、これが会津人の優しさだと家の前を通る度に思い出す。

さてまずは13:26頃通過の上り428Dを撮る。平日午後一の上り便は三両編成であり、線路設備と標識、そして右側の柿の木との間合いが上手く行かずだった。細かい話しだが、一昨年はこちら側に立つ速度標識が踏切近くだったように思う。


新秋の鉄路彩るふたつ色」~ F10・SS1/500・ISO200 ~


そして約30分後、14:03頃通過の下り427Dに精神集中。先に書いたようにこの場所一本に絞って正解だったかも知れない。背景の空に秋雲の出現を望むも、それは叶わなかった。結果論となるがこのフレーミングの場合、私的に二両編成の方がまとめ易いと思う。


九月に入って寒い日が続いていたが、この日は数日ぶりに30℃を越え蒸すように暑い。気付けば柿の実も色付いてきました。実はこの柿の木、毎年実を付けません。一昨年撮ったと書いたが、昨年は実がならず仕舞いだった。第二只見川橋梁近くの柿も同じく、この現象を隔年結果と云うようで摘果しない柿は尚のこと顕著となる。


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