センサークリーニング

以前は海での撮影が多く頻繁に行っていたセンサークリーニングだが、気付けば最後に行ってからだいぶ時間が経つようだ。私的に絞ってもF10迄でその汚れに気付かなかったのか、先日F14で撮ってみるとブツブツがかなり目立っていた。

という訳で使うのはシルボン紙と無水エタノール、そして先端を自分で削った割り箸。因みに新型コロナの影響で急激に値上がりしていた無水エタノールだが、500mlボトルの価格は値上がり前に戻ってきたようだ。


下画像のようにシルボン紙を鯉の口のように割り箸先に巻き、エタノールを浸して拭くのだが、仔細は↓Nikonの動画を参照されたし。

F18にて空を撮影すればご覧のようにだいぶ汚れが付着しております。尚、画像は汚れが酷い部分の等倍表示だが、これだけ汚れが付着していると一回の拭き取りで綺麗になることはなく、シルボン紙を交換しながら数度繰り返すことが必要、且つコツです。拭き取りを行う都度、汚れが違う個所に現れたりするが、乾燥時間を置き焦らずに作業を行いましょう。

七度の拭き取りで凡そ綺麗になったようです。此処で注意したいのは完全に汚れを拭き取ることは難しいということです。例えば各カメラメーカーのサービスセンターに於いてもそれは同じで、普段使う絞り値で目立たなければそれで良しとし、強行にゴシゴシ擦るとセンサーを壊す可能性大となります。

メンテ話しのついでに、皆さんは壊れたり不要になったHDDをそのまま廃棄していないでしょうか。例えば壊れるにも色々な症状があり、中身のディスクを取り出し他の筐体に収めデータを吸い出すことも可能です。


おそらく余程の物好きじゃないとそんな面倒なことは行いわないかもだが、「Amazon」などで販売される星型レンチを用い筐体を分解、ディスクに物理的ダメージを加えることをお勧めします。上画像ではドライバーで傷を付け、更にハンマーで叩き変形させました‥が、そもそも見られて困るようなデータは入っていなかったりする w