双葉郡楢葉町 ”道の駅ならはフードコート”

2022/01/27 13:17

サマオクのご要望にお答えし、楢葉町の道の駅ならはへ行って参りました。当道の駅は福島第一原発事故により、全町避難となった富岡町の双葉署が臨時庁舎として長らく使用していた。その間、別棟にあるトイレのみは一般に解放され、浜通りでの撮影の際にはよく利用させてもらった次第だが、此処に来ると震災後の様々な思いや景観が甦ります。

そして震災から約八年が過ぎた2019/04/25に再オープンとなり、再開後初の訪問となりました。詳しくは｢道の駅ならは｣のHPをご覧下さい。

サマオクの目的は買い物に加え、数日前にTVで観たフードコートの”ならは御膳”です。併しコート入り口のメニューを見ても記載がなかった。個人的に道の駅ってセルフで単価は高く、コスパ悪しというイメージがあるが、こうして見るとそんなに高くはない。

ということでコート内の入ると食券販売機があり、”ならは御膳”と”海鮮丼”は暫し休みとのことだった。更に”ならは御膳”は土日五食限定ということで、何れにしても食べれなかったようです。気になったのは海沿い道の駅なのに、海鮮系のメニューが少ないように思えた。

コート内はとても広々としています。画像右奥にもテーブル席があり、更に小上がり席も完備。初めての店では席数を確認するのだが、広すぎて目が届かず止めました。

ならは海鮮タンメン＠850円 + 大盛り＠100円

ちょっと目移りしながら当店人気NO.1と記されたならは海鮮タンメンをオーダーしました。タンメン＋海鮮ということで生臭さを懸念したが、エビの香ばしさが上手く前面に出ております。スープは魚介と野菜の旨味に加え、柚子の風味がとても良い。実は柚子の風味はやや苦手であるが、適度な効き具合がなかなかです。

鮮やかな黄色麺は固めの茹で具合＋低加水であり、スープを吸って伸びることもなく終始食感に変わりはないが、何というか旨味がなく素気ない。問題はそのスープ、とても少く麺をズルズルと啜るようなシチュエーショにはならず、麺の素気なさを更に感じさせる。具材が多いので尚のことそうなってしまうのだが、おそらく分量が決められたスープに麺を＋したような作り方なのかも知れない。