田村郡小野町「仙台屋食堂」

M.Hermitage

創業100年の老舗、田村郡小野町の「仙台屋食堂」を再訪する。再訪とはいえ前回の訪問は彼是八年前になる。小野町は度々往来しているのだが、何故それだけ間が空いたかというと、甘口のスープが私の口には合わなかったからだ。

甘口とは味の濃淡ではなく、糖質の甘さがラーメンとマッチしなかったのだが、県内のTV局、福島放送の春の番組に福島県民ラーメン総選挙があり、2023年・2024年と二年続けて一位になっている。私的にその内容などには大いに疑問を残しながら毎回参考にしている。

ということで以前食べた記憶を元に変化があるのか否か再訪した次第だが、ご覧のようにメニューは変わらずに中華そばとその大盛りのみ。因みに八年前から各200円上がっていた。

店内は二人席テーブル×三卓、四人席テーブル×六卓、小上がり六人席×三卓、カウンター三席となり以前と変わりはないように見える。尚、駐車場は店舗の前と横に数台、そして道路向かいには十数台と十分なスペースがある。

各テーブルにある調味料。緑の瓶はホワイトペッパーでその横はラー油。話しは前後するが味変するのにラー油や酢を使うのだが、このラー油は異常に辛いので注意が必要。取り合えず供えられたスプーン半分で様子を確認した方が良い。

中華そば @800円


麺量が多いことは既知なので普通盛りにする。その麺量は300g、大盛りは450gのようだが、着丼するや否やスープがテーブルに溢れ、見るからに麺は他店の普通盛りの倍はある。そんなビジャレアルを横目にまずは気になるスープを一口、すると八年前に感じた程の甘さはなく、さっぱりした味わいで行けそうだったが、食べ進む内にそれは単調となり飽きが生じてくる。


野菜・魚・鶏ガラの長時間かけたスープ、チャーシューの煮汁から使った醤油云々と聞くが、深味というかコクがないように感じた。私的にはラーメンスープというよりそばつゆといった風味であり、それはそれで構わないのだがカツオの旨味などが表に立つと良いのではと思った。

中太ストレート麺は私的には硬めだが、このスープには合っているのかも知れない。より硬めなどを注文できるようだが、次回食べる機会があれば柔らかめで頼みたい。またネギ多めなどのオーダーも可能なようだ。


スープは熱さが持続しこれは良かった。途中で先述したラー油を加えるなどで食べ終えれば満腹感は至って素晴らしい。麺少な目のオーダーも可能だが、女性や子供向けに最初から価格を安くしたオーソドックスな麺量のバリエーションがあっても良い思う。


田村郡小野町大字小野新町字本町33-5 日曜定休