戸津辺のサクラ
05日(土)、東白川郡矢祭町大字中石井字戸津辺、”戸津辺のサクラ”が数日前に開花したと聞き向かってみる。毎年のように来ている感覚だったが、振り返れば三年ぶりとなる。


前回の2022年訪問時、保全整備工事の開始について記したように、景観は大きく様変わりしていた。それまでは上画像の案内板脇から桜を周遊する登り口があったのだが、現在は手前側に下画像の立派な木道が出来ていた。因みにこの日は霜が降りて木道は滑り易かった。

「春色一番列車」~ F8・SS1/320・ISO500 ~
まずは木道から06:09頃通過の下り323D を撮る。以前と立ち位置が変わった、且つ工事のお陰か枝ぶりが良くそして花数も多く見通しが利かなくなり、今迄のようなフレーミング、画作りが行えなかった。そんな中で何とか撮ってみたが、↓動画でご覧頂けるように、隙間から覗き見るような内容だ。

次第に陽が射し込み立ち位置を変更する。次便までは時間があり、その間に桜を撮ってみる。尚、私の場合はいつも桜の枝木越しに車両を撮るので下り便狙いとなる。

「Feel His History」~ F10・SS1/400・ISO200 ~
福島県の中通りで一番最初に咲くと云われる戸津辺のサクラ。花々の全てに陽射しが届かない状態で下部との明暗差の中に妖艶さを表現しようとするも、先述したように花数が多くモンスターのようでもあり、三年前は向こう側が見えていたのにまるで異なる桜のようだ。

「春朝紀行」~ F10・SS1/400・ISO200 ~
「Feel His History」とほぼ同位置よりの撮影。車両は07:22頃通過の下り325D。縦構図にて左側の花々と線路をフレーミングする。この時間帯になると私の周りに三脚が並ぶ。また列車が通過する様を見ようと通過を待つ人も多数いた。
線路は一部日陰になるが明るさは十分であり、撮影としては構図・フレーミングを色々と試行する。S字の線路を何処に置き何処まで撮り込むか、そして桜の花もそれと同様に考慮する。ファインダーを覗きながらもしかすると花々が無くても緑田、ないし黄金色の田んぼでも成り立つ構図かと思ったのだが、桜の葉に隠れてしまうのかも知れない。
この日の撮影は以上で終了し、帰路の途中で数ヶ所に寄ってみる。

棚倉町花園の花園しだれ桜。チラホラと咲き始めた模様。数年ぶりに訪れたが立派な駐車所も完備され、地元の方々が桜祭りの準備に忙しそうだった。背景には水郡線の踏切もあり、撮ろう撮ろうと思いながら未だ実行出来ていない。

此方は石川郡浅川町の城山公園。昨年は訪れていなかったのだが、撮影の度に足元の樹木が伸びて隠れてしまうと記していた。併し来てみれば剪定されたのだろうか、幾分見通しが良くなったようにも思え今夏ないし今秋の撮影が楽しみだ。

最後は郡山市中田町の紅枝垂地蔵桜。何年ぶりに訪れただろうか道程さえ忘れていた。ご覧のようにこの数日の開花はないように思われるが、機会があれば来週にでも来てみたい。三春滝桜の娘と云われ地蔵堂の存在感が佳い。道路沿いでもあり早朝の撮影が適している。
先週はぐずついた春の長雨で寒い日が続いたが、週明けからは気温が上がり一気に桜の開花が進むだろう。そして各地からその話題が増えてきそうだ。
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