春嵐の桜峠

M.Hermitage

29日(火)、写真を撮っていると興味はなくとも春は桜の開花が気になる。ソメイヨシノなら様々な開花情報で凡その日にちを知ることが出来るが、先日の戸赤の山桜のような種は予測が難しい。特に耶麻郡北塩原村大字大塩字桜峠の桜はその最たるものだ。

そして裏磐梯観光協会の情報では27日にほぼ満開ということで行ってみた。昨晩から雨が降り朝靄が流れるのではと期待するも、画像のように駐車場脇の桜は既に散っていた。此処で植樹されているオオヤマザクラは日本中から寄せられており開花時期が疎ら、且つ朝に満開だと思えば夕方には散ってしまうなどなど、適したタイミングになかなか出会えずにいる。


「Vernal Squall」~ F10・SS1/3・ISO200 ~


下段のポイントは幾分気温が低いのかまだ花が残っていた。三年ぶりの撮影になるが、その際に景観を遮っていた足元の雑木などが刈られており見通しは頗る良好だった。併しながら小康状態であった雨が強くなり、更には強風と相俟って撮影が困難な状況になった。


間もなく嵐の様相となり目の前の雨霧が次々と風に流され、もし冬だったら吹雪となっていただろう。雨だけなら撮影は可能だが強風ではそれも叶わず、更には画像のように見通しが利かなくなり一旦車に戻る。


「眩 春 ①」~ F10・SS1/6・ISO200 ~


「眩 春 ②」~ F10・SS1/40・ISO400 ~


駐車場に戻る途中の路では風が弱く、朝靄なのか雨霧なのか期待していた景観になり木立の並び方などを意識しながら撮ってみる。殆どの花は散っているものの、霧がその状態を覆い隠すように広がっていた。


次第に雨が上がる。雨が上がると霧も流れ景観が顕わになるが、そうなると花が散った木々が目立つようになり、下段の景観も今ひとつ映えず撤収する。因みに人伝えに聞いていたのだが、今は車一台500円の協力金を徴収するようだ。尚、早朝は係員が居ない模様。


06:30頃に桜峠を後にしたが、一昨昨日も撮影に出ていたからか撮影意欲が湧かない。とはいえこのまま帰るのも何だかなので会津平方面に行ってみる。この日の会津地方は桜峠同様に荒れた天候となり、晴れては曇りそして雨が降るといったサイクルだった。そんな天候に撮影地が定まらず、車両通過間近になって漸く大沼郡会津美里町字御田の第二坂下街道踏切に決めた。踏切の右側は150m程で会津高田駅。


「霜止出苗」~ F10・SS1/400・ISO320 ~


車両は08:38頃通過の上り424D。背景には青空が広がっているが、直前までレンズを濡らすような雨が降っていた。従って動画の撮影は行わなかった。耕された畑と菜の花、そして水田越しに只見線が通過する様子は派手さこそ無いが心が和む私的原風景。気付けば山々の新緑も美しくなり初夏に向けての撮影が楽しみだ。


10:00台には426Dが通過するのだが、矢張り天候が安定しない、加えて先述したように一昨昨日の撮影疲れがあって帰ることにし、連休は暦通りなので週末に掛けて英気を養おう‥。


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