山覚める、新緑萌ゆる奥会津・・・午後の部
03日(土)、午後の部。午後からは田んぼに水が入った高田カーブ周辺での撮影を行うが、その前に大沼郡会津美里町八木沢字七窪の蓋沼森林公園へ行ってみる。

蓋沼森林公園ゲート内からは管理棟駐車場、台東区記念の森見晴台の二ヶ所から会津平を見渡せる。高田カーブ周辺は画像の右側となり、今回は管理棟駐車場からの撮影。薄曇りのベストな陽射しにギラつくこともなく、且つ霞や靄のない見通しの良い空気感だった。

「皐月眺望 ①」~ F8・SS1/400・ISO125 ~

「皐月眺望 ②」~ F8・SS1/400・ISO125 ~
車両は①が13:25頃通過の下り427D、②が13:55頃通過の上り428D。画角内の田んぼの全てに水が入っている訳ではないが、最近はこのような状態も変化があって良いかと思うようになってきた。更に会津平での田植えは直撒き栽培のため一旦田んぼの水を抜く。従ってタイミングを逃すと暫く水田が撮れなくなる。
また先に見通しの良い空気感と記したが、それは低湿と微風吹く春先ならではのことかも知れず、季節が進み暑さが増すと淀んだ空気感、大気の揺らぎが生じる。フォト蔵の元画像程度の大きさだと気付かないが、この画像も等倍で確認すると車体のエッジや白いラインなどの直線部が歪んでいる。


蓋沼森林公園を後にし大沼郡会津美里町新沼尻の高田カーブへ向かう。風が吹いて田んぼの水面は波立ち写り込みは皆無だった。次便まで時間があるので車内で休んでいると、遠く下り方面から近付く列車のヘッドライトが見えてきた。
もしかしてと車から降りてカメラを抱えれば、それは予想したように臨時列車の風っこ只見線満喫号だった。この車体は好みではないので調べることもなかったが、帰宅後調べるとGW中の運行となっていた。それにしても風が冷たいのに乗客の皆さんはどうなんだろう‥。

「空より青い」~ F8・SS1/320・ISO800 ~
車両は16:59頃通過の上り430D。この場所でこの時間帯に撮ったことが無く、タイトルの内容通りとなるか否か空の青さが気になるが何とかなった。加えて通過時に一瞬だけ風が収まり水面も落ち着いた。とは云え撮影データのようにそこそこ暗い状況となっており、明るさや色合いの補正を行う。

「Ride On」~ F8・SS1/400・ISO640 ~
続いてちょっとだけ移動し17:24頃通過の下り431Dを撮る。430D通過から30分ほどだが、その間に空は赤味を帯びてきた。引いて周囲を撮り込もうとするも、空の状況が芳しくないため車両をメインに、且つ大きく収める内容とする。
凡その検討になるが、この周辺の線路に面した田んぼの一辺が車両二両分と認識しており、フレーミング時に迷わずに済んだ。そういえば最近は車両に近付く、ないし大きく撮ることがなくこうして見ると迫力があるものだと改めて思う。

最後は少々場所を移動、先日も撮った大沼郡会津美里町字御田の第二坂下街道踏切周辺へ向かう。空は赤味を増すが雲も厚くなり、ポツリポツリと雨粒が落ちてきた。因みに踏切は写っていないが画像の左側になる。

「蛙始鳴」~ F8・SS1/125・ISO1000 ~
車両は18:02頃通過の下り433D。今年もカエルが鳴く季節となった。併しながらさっきまで田んぼでは代掻きが行われており、どうやらその鳴き声は周囲の水路から聞こえてくるようだ。先日の撮影記でも書いたがそんな何気ない風景の中、黄昏時の車内の灯りに早く帰らなくては‥と、何故か意味の無い焦燥感が湧く。
433Dは会津坂下で折り返し約40分後には戻って来るのだが、今ほどの焦燥感じゃないけれど帰ることにした。実際暗さも増し雨がいつ本降りになってもおかしくない状況だった。さて気付けばこの日は何と10本の列車を撮った。会津川口駅から先が不通の状況でこの数は多いというか、疲れずににあちこち周ったものだと我ながら感心する。
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