思い出したように時折り食べたくなる”金光老麺”、凡そ半年ぶりに訪問。ラーメンをメインにした個人の店は昼過ぎに閉店してしまうことが多いが、此処は夕方まで営業しており昼食のタイミングを外した時などは有り難い。

醤油ラーメンが基本となるメニューは価格共々長らく変わっておりません。気になるのが通常のらーめん600円が大々盛りになると1.100円と、その価格差500円ってどんだけ凄いのだろう‥と、想像してしまう。店内は中央に四人席×三卓、三人席×三卓、小上がり四人席×三卓となり、ややススけた感じが何ともいえない雰囲気を醸し出します。

大盛肉らーめん ＠900円

肉々しいビジュアルが良いです。色濃いスープと油膜に濃い味や油っぽさをイメージするが、それらに反しあっさりした味わいだった。昔々食べた際のややくどいと感じた印象がなくなり美味いです。丼の脇に添えられたワカメ、時としてこの存在が味の大部分を占めることがあるものの控えめの風味に好感が持てる。

喜多方より毎日配達されている平打ち縮れ太麺。いつもはなかなかの噛み応えがあるのだが、今回は茹で時間が長かったのか歯触りは芳しくなかった。厚切りのバラ肉チャーシューは存在感があり、とろけるタイプとは異なる昔ながらのスタイル、且つスープの染み込み具合と相俟って食べ応えがある一杯です。

本宮市岩根字下樋52 不定休