氷雨降る第二野沢街道踏切

03日(金)、今年初の只見線撮影に行く。とはいえ一週間前に来たばかりだが、その間に僅かな積雪はあったものの雪景には程遠く、この日も雪の天気予報ながら冷たい雨となる。

それではその僅かな雪が残る山々を背景にしようと大沼郡金山町大字水沼字赤沢からの第四只見川橋梁俯瞰ポイントへ向かう。いつもの大字水沼字沢東からの俯瞰を東側と云うならば、此方は南側と云えるだろうか。

これまで何度か足を運んではいたものの手前の雑木や背景のまとめ方などなど、構図が難しくup出来る画像に至らなかったが今年は心機一転撮ってみようと思い付く。


「山の彼方の空遠く」~ F8・SS1/160・ISO320 ~


車両は12:41頃通過上り428D。意気込みはあるも景観は良くない。積雪があればもっ橋梁に寄ったフレーミングを行うが、この状態なので背景の山々も撮り込み散漫になってしまった。新緑や紅葉の際にも訪れたいが、景観としては矢張り東側からの眺めが好みだ。


続いて大沼郡三島町大字名入字上居平の第二只見川橋梁へ行く。川上そして川下とこの経験で定番の構図は画にならず、第二野沢街道踏切側からの撮影を行う。夏にも撮った場所だが、着いてみれば柿の実が秋の名残りを残していた。


秋名残り」~ F8・SS1/125・ISO800 ~


車両は14:28頃通過下り427D。撮影後PCで見ると車両の描写があまい。それはSSの設定ではなくピント位置の問題のように思う。ピントは車両中央付近での置きピンであるが、どうやら柿の木の枝々に合ってしまったようだ。


マタヒト頻リ午後ノ雨」~ F7.1・SS1/125・ISO800 ~


次は先程の427Dの折り返し便となる430Dを会津西方駅側から撮影。車両通過は15:56頃。雨は次第に強くなり三脚に備えた傘に加えカッパも着込む。更に暗さが増し後のレタッチによる明暗調整を想定した露出とした。


さて何度も触れているように只見線のキハ40と雪の撮影は今季がラストになる。寄ってその雪を期待しているのだがそんな時に限って降らず、夏の川霧と同様に自然とは思うようには行かないものだと改めて実感する。


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