数十年ぶりに二本松市油井の松楽食堂へ行ってみた。合併前は安達郡安達町であったが、旧四号線である現在の県道114号線沿いは多くの商業施設が並び大きく様変わりした。

その県道沿いに今も昔の佇まいを残す店舗は気付かずに通り過ぎてしまうかもだが、昭和を彷彿させる隠れた名店とも云える。

昔のメニューは忘れてしまったが、如何にも大衆食堂といった内容に顔が綻ぶ。今回はかつ丼としたが豚汁定食やイカフライ定食などなど、どれもこれも食べたい気分だ。

店内は二人席テーブル×一卓、四人席テーブル×三卓、小上がり四人席×四卓。開店直後で一番乗りだったが、昼が近付くに連れ客がやってくる。中にはこの時間から日本酒を呑んでいるおじさんも居たりと、先に述べたように昭和のディープさを感じる。

かつ丼 ＠900円＋大盛り ＠100円

ザ・かつ丼そのもののビジュアル。湯気がもくもくと熱々なので一気には頬張れません。肉の両端に幾らか筋っぽい箇所もあるが、全体としては柔らかくて良いです。ラーメンスープを使っいると思うが、これがさっぱりとしてとても美味いです。

大盛りなのでボリューム感有り。空腹だったけど満腹となりました。カツの衣はカリッと歯触り良しだがその分汁は少なくライスを持て余し、可能なら次回食べる際はツユ沢をお願いしてみよう。

二本松市油井字田向35-5 日曜定休