岩瀬郡鏡石町内の国道四号線は長らく道路拡張工事が行われており、その道沿いにある”白河手打ちラーメン うさぎ”。ちょうど昼時近くを通り初訪問。

予てよりその存在を知ってはいたが、国道四号線に背を向けた店構え、且つ先述したように拡張工事が行われておりちょっと分かり辛いかも知れない。

メニューは醤油と味噌、そしてワンタンと至ってシンプル。

店内は小上がり四人席×六卓、カウンター六席で広々とした感があり、例えばカウンターはもっと席数を増やせそうだが、昨今のコロナ対策か否かは不明。

チャーシューメン ＠900円＋大盛り ＠150円

空腹につき大盛りを注文。そのビジュアルは存在感のあるチャーシューの迫力が素晴らしい。そして見るからに濃い目のスープを啜れば思ったよりあっさりとしているも、出汁はしっかりとコクがありそれは白河ラーメンそのものの味わいだった。

平打ち縮れ麺は一見して手打ちだと分かるように太さが疎ら。食感は一般的白河ラーメンのピロピロとした柔らかさとは異なり、低加水ならではのモチモチ感がある。個人的にはピロピロ感の麺が好みだが、大量にスープを纏う麺もこれまた良い。

チャーシューは先に記したように迫力、肉々しさがある。それは厚みがありかぶり付くといった表現が適している。炙りなどの工程が行われるが、ややパサパサした食感など正直云って特筆するほどの内容ではない。併し手打ち中華に＋200円であれば、全体的な味も含めコスパは良いと思った。

岩瀬郡鏡石町中町56-5 月曜定休