第四只見川橋梁で新車両正面を撮る

30日(金)、そろそろ色付いたのでは‥と、20日ぶりに只見線撮影に行く。平日なので時間が限られ大沼郡金山町大字大栗山字上下原からの下大牧集落俯瞰、そして大沼郡金山町大字水沼の第四只見川橋梁正面の二便を撮る。

まずは下大牧集落俯瞰ポイントへ向かう。20日前と異なり獣道も色付き、冷たい雨が降りそして風が吹いている。奥会津の紅葉はオレンジ色が主となりモミジなどの鮮やかさは無いものの、個人的にはこの景観の方に趣を感じる。


山燃ゆる」~ F10・SS1/160・ISO500 ~


車両は12:46頃通過の上り428D。燃えるような背景の山々を撮り込むと列車は小さくなる。反対に列車に寄れば背景が入らずと此処からのフレーミングはとても悩ましく、結果として目的である紅葉を撮り込む前者を選択する。現像は車両及び集落付近のコントラストを+補正、紅葉の色合いを整える。


続いて第四只見川橋梁で14:47頃通過の下り427Dを待つ。毎秋撮っている構図ではあるが、今年は新車両になりどんな具合になるか確認したかった。一年ぶりにこのポイントに立ち、上画像の赤ライン部に鉄板が置かれていることに気付く。加えて電柱ギリギリにフレーミングするため赤丸部の手足を掛ける部分を後に消去する。


秋を纏ふ」~ F9・SS1/250・ISO800 ~


下大牧集落俯瞰撮影時に降っていた雨は止み、時折り青空が広がる天候となる。陽射しがあると輝度差が生じ撮影が難しくなるが、紅葉期のこの時間は日陰となることを知っているため露出を迷うことは無い。現像は先に記した鉄板の彩度を-補正し違和感を抑える。紅葉のオレンジ色をやや+補正し、全体の明暗を整える。


今まであちこちで車両正面の姿を撮っているが、第四橋梁も然りそんなに悪くは無いと思うのは私だけか。そして横からの車両を撮る場合はやや遠くからという感じだろうか。


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