観音沼森林公園、技量不足の撮影となりました

01日(日)、今頃の恒例となっている南会津郡下郷町大字野際新田の観音沼森林公園と石川郡平田村大字中倉字菅田の山鶏滝へ行く。

観音沼森林公園にはまだ暗い05:00頃到着。背景の山々が白くなっていることを期待するもその期待は外れてしまった。更には晴れとなりイメージする景観にはならなかった。

暗い内は数人だったカメラマン、何時の間にか増えている。それにしても今年の紅葉は印象が薄いというのか、ハッとして惹き付けられるような色彩が感じられない。


冬 隣」~ F10・SS4・ISO200 ~


そんな訳で立ち位置をほぼ変えようともしない極々凡庸なる画像のupとなります。太陽が昇り切る前は色温度の高く青味が強い強い。従って色調の修正を行うが、それでも背景の山々は落ち着かず彩度を-補正している。更に枯れ木のコントラスト及び明度を調整する。


残 秋 ①」~ F10・SS1/15・ISO200 ~


残 秋 ②」~ F10・SS1/30・ISO200 ~


周囲の明るさが増した頃の画像ではあるが、これらも色調の修正は行っている。他は「冬 隣」とほぼ同様の補正を行う。写真は通うことこそ重要であり、年に一度来た位で良いものが撮れる訳がない。天候、日の出の時間、季節、そして風までも熟知した上でのことだ分かってはいるが、これがなかなか難しい。


続いて山鶏滝へ向かう。昨秋の台風で壊れた橋は修理を終え、滝前にあった大きな流木も撤去され以前の景観が戻っていた。併しながら例年11月に入れば色付いている紅葉はまだ早かった。加えて下画像のように天候が良く輝度差が生じ、撮影自体を諦める否かを迷う。


希望としては水量があり薄曇りのフラットな空模様を望むのだが、こればかりは如何ともしがたく、毎秋撮ってはいるが「2014」の画像が現時点でベストか‥。


叢にすだくばかりの声もなし」~ F10・SS1/1.3・ISO100・C-PL+ND8 ~


迷いながらも撮影準備をしていると、次第に光が右から伸びた枝先の葉に当たり始める。幸い水流には陽が差さず白トビの心配はなく、全体を暗めの設定とし撮影を行う。撮影準備の際、左側の岩上に落ち葉を撒いたのは言うまでもない w


現像は光が当たる部分を除き、影の部分など黒つぶれギリギリまでアンダー補正を行う。アンダー補正によりコントラストが高くなり全体を弱めにぼかす。また落ち葉など色合いと彩度の補正を施す。


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