三年ぶりの訪問となりました。先日ローカルTVで放送され久々に食べたくなりました。その模様は↓の動画になります。

いつも店舗前の国道四号線を走行するのだが、昼時はいつも賑わっています。先述したようにTVで放送されたので今日は尚のこと混んでいました。

メニューは醤油と塩の二本立てとなり、それにワンタンと煮卵の有無と至ってシンプルながら、毎度のことながら食券方式は妙に迷。他にはまぜそば、チャーシュー丼もあります。

拘りの食材が明記されています。私的に塩ラーメンはあまり好まないのだが、評判が良いので前回に続き頼んでみました。

店内はコロナ対策で以前と異なるレイアウトとなり、二人席×二卓、四人席×二卓、カウンター×八席でした。特にカウンターは席毎にプラダンらしきものが設置されていました。

手打ち地鶏塩ワンタンそば 味玉付き ＠1.090円＋大盛り ＠180円

鹿児島県近海の薩摩産本カツオ節、ムロアジ節、ホタテ、アサリの出汁＋地鶏スープをイタリア産塩で仕上げた逸品です。うっすらと油膜が浮いた透明のスープを一口啜れば際立って脳裏を刺激するというより、優しく調和した味わいが染みてきます。言い換えれば｢これだ!!｣といった核のようなものを感じません。

私が塩ラーメンを好まない理由は最初の一口は美味いのだが、次第に冷めてくると塩臭さというか生臭いような風味になるからだ。特に会津山塩のラーメンを食べるとそんな感じが強い。それに反し”さやま”の塩ラーメンは油膜が良い仕事をしているのか、最後までアツアツのままで塩臭さを感じなかった。

手打ち麺を選択したのだが美味いです。北海道産小麦ゆめちからが良い食感と風味を醸し出しています。レギュラー麺との価格差が20円、これは絶対手打ちを選んだ方が良いです。チャーシューはモモ肉だろうか、適度な硬さがあり味の染み具合はそれ程ではありません。ワンタンは僅かに餡を含むのだが、僅かならしっかりとした味があり美味です。

食べ終えてメチャクチャ美味いといった一杯ではないけれど、何と表現すれば良いのか安定した味の調和、美味さを感じるラーメンだと思います。

安達郡大玉村大山字荒池15 木曜定休