本宮市岩根 ”金光老麺”

本宮市本宮字中條から郡山市熱海町高玉を繋ぐ県道八号線(越後街道)がある。会津方面はほぼこの道を使うのだが、その道沿いにある金光老麺(かねみつらーめん)に四ヶ月ぶり訪問。訪問理由は前回食べたとてもしょっぱい”しその葉むすび”を食べたくなったからだ。

ラーメンは醤油のみ。大盛りの上の大々盛りがいつも気になるが、食べれそうにないので未知の世界です。前回より大盛肉ラーメンが+100円となっていました。

店内は三人席×一卓、四人席×四卓、小上がり四人席×三卓。コロナ対策でアクリル板が下げられているけど効果の程は如何なものか‥。

肉らーめん @800円+しその葉むすび @300円


肉々しいビジュアルが良いです。色濃いスープと油膜に味の濃さと油っぽさを連想するが、それらに反しあっさりした味わいだ‥と、まずはスープを一口。前回と同様に味のまとまりを感じます。更に添えられたワカメが時として味の大部分を占めることがあり、個人的にはちょっと苦手であったものの今回は控えめでありました。


おむすびの大きさはどれ位だろうか、ずっしりと重く間違いなくコンビニのおむすび三個分以上はあると思う。今回は全て食べきれず1/3程を持ち帰りました。しその風味がどこか懐かしくて良いのだが先述したように兎に角しょっぱいです。そのしょっぱさがクセになるものの、それはラーメンの味が分からなくなる程です。


併しおむすびはこれくらいじゃないと美味くないというか、前回も書いたように昔々消防団に入っていた頃、火災現場で食べたおむすびや味噌漬けのしょっぱさを思い出します。

人伝えに喜多方より毎日配達されていると聞く平打ち縮れ太麺だが、今回は縮れ具合が弱いようだ。併し噛み応えは変わらずに良いです。バラ肉チャーシューは存在感があり、とろけるタイプとは異なる昔ながらのスタイル、且つスープの染み込み具合と相俟って食べ応えあり。


本宮市岩根字下樋52 不定休