久之浜町の ”お食事処 波立”。震災前、同店は弁天島への歩道橋下に店舗があったが津波で倒壊する。11年ほど前に波立薬師敷地内の建屋を仮店舗とし営業を再開、その頃に二度ほどお邪魔したことがあるものの記録も記憶も残っていませんでした。

此方に来た際などいつも寄りたいと思いつつ店舗前を通る度の行列に、今回は此処を目的とし開店の30分前に到着。三番目に並びました。

目の前は海ということもあり海鮮丼やイクラ丼などを連想するが、生ものは刺身定食のみといった風にメニューは定食食堂といった内容。ご飯のお替り自由というのが嬉しい。

外観からも想像できるように店内はさほど広くはなく、客席は二人席テーブル×二卓、四人席テーブル×三卓、小上がり四人席×四卓、カウンター×三席。開店と同時に即満席です。

天ぷら定食 ＠1.400円

天ぷらの内容は海老二本、キス、ナス、イカ、サツマイモ、かき揚げになる。それら具材だがイカはとても柔らかく、風味のあるキスに大きくてプリプリした海老、そして上品に油が沁みたナスなど、揚げ方もコロモも久々に美味い天ぷらを食べたという感想が強いです。

気になったのは小エビと玉ねぎのかき揚げで、今一つ旨味というか深みが感じられませんでした。因みに当然ながらお替りしました。

浜定食 ＠1.600円

此方はサマオクの注文です。向かい側から撮った画像なので前後逆になってます。サマオクもかき揚げに関しては同じ感想でした。刺身は活きが良くて美味かったようです。

それにしてこれだけ混む理由は何なのか、美味いことは当然としかつ丼や生姜焼き定食など魚介類を好まない人でも寄れることがその答えの一つかもだが、平日の天丼ランチなども人気があるようなので機会があれば色々食べてみたいところだ。

いわき市久之浜町田之網字横内64-2 水曜定休