本宮市岩根 ”金光老麺”

昨年の七月以来となる”金光老麺”。久々に行ってみてのだが、いつもの大将とおばちゃんが変わっていた。それが今だけのことなのか、それとも新たな体制になったのかは不明。

店舗に向かって左側には車が停められなくなったようだ。平日だが昼時の訪問となり、入店するとテーブル席はほぼ埋まっていた。

テーブル毎にメニュー表は無く、画像の壁メニューのみになる。その壁メニューは刷新され塩豚骨ラーメンや納豆ラーメンなるものが加わり、前回訪問時と比較して全ラーメン+100円、しその葉むすびは+50円となっていた。

店内は特に変わった様子はなく、客席は四人席×五卓、小上がり六人席×二卓になる。テーブル間にはコロナ渦の際に設置されたアクリル板が今も活躍中。

大盛肉ラーメン @1.100円


”金光老麺”の肉ラーメンと云えば肉々しいビジュアルに色濃いスープと油膜など、パンチのある醤油のキレをイメージするのだが、今回は深みというかコクが感じられず、あっさりした風味に失礼ながら途中で食べ飽きるといった感があった。

喜多方より毎日配達されていると聞く平打ち縮れ太麺の喉越しは良い。併しながら前出したようにスープの味が軽く麺に絡まず、いまひとつ美味さが伝わらない。チャーシューはとろけるタイプとは異なる昔ながらのスタイル、そして味の染み具合など以前と変わりはない。


さて繰り返すがオーナーが変わったのか否かは不明ながら、店名に変わりはないので今迄の味を変えることがないように願いたい。


本宮市岩根字下樋52 不定休