河沼郡会津坂下町「御食事処 宮古家」

M.Hermitage

会津坂下町の国道49号線沿いに店舗を構える「御食事処 宮古家」。只見線撮影の行き帰りにいつも店の前を通っており、ずっと気になってはいたが機会がなく、今回が初訪問となった。

広い駐車場の奥に佇む平屋建ての店舗は存在感があり、その外観はどこか懐かしさを感じさせる。開店時間は10:45からだが、少し早めに到着すると既に暖簾が上がっていた。

メニューは街の食堂といった親しみやすいラインナップ。各種丼物や定食、ラーメン類などが程よく揃っており、こうした定番の構成が一番心を落ち着かせてくれる。個人的には野菜炒め定食があれば更に嬉しかったところだ。

店内は一人席テーブル×四卓、二人席テーブル×一卓、四人席テーブル×二卓、小上がり四人席×二卓の他、画像奥の壁越しには座敷席が六卓ほど設けられているようだ。

野菜たっぷりタンメン @850円+ミニソースかつ丼 @400円


数種あるメニューの中から迷わず上記のセットを注文。運ばれてきた姿はまさに思い描いた通りのビジュアルだった。タンメンの具材といえばキャベツ、モヤシ、キクラゲが定番だが、此方にはニンジンやコーン、ニラなども彩り豊かにあしらわれている。


まずはスープを一口。タンメンのスープはその一口目が最重要なのだが、あっさりとした塩味の中に野菜の甘みが溶け込んでおり、飲み進めるうちにタンメンの王道を感じさせる優しい味わいだった。

中太のやや縮れ麺は多加水系だろうか、プリッとした心地良い食感でスープがよく絡み、アツアツでありながらどんどん箸が進む。ボリュームとしては標準的なので、単品で頼むなら男性の場合は大盛りにしたいところだ。

セットのミニソースかつ丼は、普通茶碗に軽く一膳ほどのサイズ感。カツの厚みは控えめながら、脂身の少ないあっさりとした肉質で、肉そのものの旨味もしっかり楽しめる。またさらりとしたソースは、程よい甘みと旨味のバランスが良く、次は是非ソースかつ丼を単品で味わってみたい。


食べ終えて、他のメニューも色々と試してみたいと思わされる内容であった。ラーメン専門店のように、午後には店仕舞いしてしまう飲食店が多い中、21:00まで営業しているのは非常に有り難く、タイミングを見つけてまた訪れたい。


ただ、ひとつだけ気になったのは、女性スタッフ二人の会話だ。開店直後で最初の客だったこともあり、その後も暫く客が来ない状況だったのだが、食事中もレジ周りからやや大きめの話し声が聞こえ続け、折角の落ち着いた雰囲気が損なわれてしまったのは残念な点だった。


河沼郡会津坂下町大字宮古字台畑15-1 不定休