大沼郡金山町「ひょっとこ亭」
国道252号線沿いに店舗を構える「ひょっとこ亭」。只見線の撮影で週末の度に店舗前を行き来しているが、気が付けば何と七年ぶりの訪問になる。

旧家然とした建物と、ゴロチャー麺の黄色い幟が目に付く。駐車場は10台ほど停められ、日によっては満車になることもある。開店時間は日曜が11:00からだが、それ以外は11:30になるので注意されたい。尚、二軒隣には横田郵便局がある。


各種ラーメンが主となるメニュー。連休は奥会津という場所柄、食材の調達が難しいのか、野菜ラーメンなどが休止となっていた。七年前と大きく変わったのは、サイドメニューの豊富さだ。中でもセットでの注文になるが、一時期姿を消していたソースかつ丼が復活していた。
私が初めてこの店を訪れたのは10年ほど前になる。その時に食べたソースかつ丼がとても美味かった。その後、食材が入らなくなりメニューから姿を消していたが、あの頃と同じ美味さなのだろうか、ちょっと気になる。

店内は四人席テーブルが三卓、小上がり四人席が二卓。カウンターは未使用。レトロな外観とは異なり、明るい店内に変わりはなかったが、小上がり席のエアコンは交換されていた。

ゴロチャーめん @1.230円+大盛り @120円
サイドメニューを色々と悩んだが、今回は単品での注文。因みに七年前は1.080円だった。着丼したビジュアルに変わりはなく、角煮のようなチャーシューが四個、そしてメンマと煮玉子、更に山盛りのネギが添えられている。
時間を掛けて煮込まれたバラ肉は、湯煎してラーメンに乗せられる。適度に味が染み込み、ホロホロとした食感が実に美味い。そのチャーシューの後味をさっぱりさせるためか、添えられた刻みネギが良い仕事をしており、口内をリフレッシュさせてくれる。また、メンマは太めで味わい深い。

中太のやや縮れた麺。多加水麺なのか歯応えがあり、大盛りにしたこともあって、私でも満腹感が強かった。随分前にこの店でラーメンを食べた際の正直な感想としては、スープに旨味が感じられず、単に塩味からなる素っ気なさがあり、喜多方の坂内食堂と似た印象だった。
だがそれは七年前に食べた際、変わったことに気付いた。一口目に感じる魚系の風味は以前と変わらずだが、続いて適度なコクや旨味が舌に残るようになっていた。例えるなら昔ながらのラーメンとも言えるのか、子供の頃に食べていた懐かしい味を思い起こさせる。
こうなると次回訪問時には復活したソースかつ丼を試してみたくなる。七年前とはまた違った感想になるのか、それとも「あの時と同じ味だ」と感じるのか。そんなことを考えながら店を後にした。
大沼郡金山町大字横田字居平640-1 月曜定休