いわき市四倉町 逢瀬の滝+etc

一昨年の今頃、紅葉の光景を撮ろうと向ったが、2015年9月関東・東北豪雨による崖崩れや道路陥落で引き返したいわき市四倉町八茎字片倉の逢瀬の滝。先日いわき観光まちづくりビューローに問い合わせたところ、現在は通行可とのことで18日に出掛けてみる。


いわき市立大野第一小学校脇の県道363号線で閉鎖された八茎鉱山へ向う。この先からの細くて険しい山道はガードレールもなく、運転を誤ると崖下に落ちてしまうルートとなり注意が必要。

山中の紅葉はモミジやカエデなどなど、赤や黄色に彩られとても美しいです。いわきの隠れた名所と言いたい所だが、ちょっと気軽に来れるような場所ではない。途中には銅山神社があり、鉱山搬出で使われたトロッコの鉄道らしき朽ちた橋桁が数多く見受けられる。


関東・東北豪雨による被害は銅山神社から先の上り坂の一部であったが、復旧したとはいえ起伏が激しく、車の底部をあちこちで豪快に擦る。運転をしている私自身が車酔いを感じるような悪路であり、こんな日に限って付いてきた助手席のサマオクは終始身体が強張っていたようです。

揺られに揺られ要約着きました。東屋と祠があり男滝は祠の脇から、女滝は画像の右端から向う。滝までは何れも短い距離だが足場が悪い。女滝の左側上部は岩屋となっており祠が安置されている。今回は雨が降り出し女滝へは行かず、参考という程のものではないが2012年11月に撮った動画をupします。

二年ぶりの男滝、目的は落ち葉による滝つぼのグルグルだが、思った以上にその数が少なく、落ち葉を拾い滝つぼに投入&枝でかく乱するも思うように行かなかった。因みに滝つぼには長らく倒木が横たわっていたが、2014年12月に訪れた際には片付けられていた。


冬隣り」~ F8・SS30・ISO125・C-PL+ND100 ~


横構図で滝とグルグルの全体像をフレーミングするには広角レンズが必要だが、そのグルグルは滝つぼ全体に広がらず縦構図とした。この滝は岩肌などのテカリが強く、C-PLは最大効果を選択する。それでも水面の一部や岩々には反射が残った。周囲の明るさから判断し最初からND100を装着。グルグルの状態・露出はデジタルの強みである撮って確認を繰り返す。


落ち葉に影響しないようグルグルのコントラストと明るさをやや+補正、左側の水流の明るさを+補正後、全体のコントラストを-補正し明暗及び色調を整える。


さてサマオクが付いてきた理由だが、双葉郡楢葉町大字前原字中川原の木戸川鮭簗場で鮭の姿を見ることだ。確か先月に催しがあったが、現在簗は外されている。時期外れといえば時期外れだが、それでも三ヶ月近くに渡り遡上する鮭が一匹二匹と岩場を乗り越える。
中にはじっと動かないものや既に命尽き浮かぶもの、そして白骨と化したものなど初冬の冷たさと相俟って感慨深い光景だった。


初冬ノ鮭簗」~ F8・SS1/1.3・ISO200・C-PL+ND8 ~


この場で撮影する予定はなかったものの、悠々とした川の流れに惹かれ三脚を立てた。一日中ずっと曇りの予報であったが、僅かならが赤味が射した西の空を何ら特徴のない景観に最大限利用する。ND4装着による水流の形状が良い画像もあるが、構図や雲の表情を考慮し今回upした画像を選ぶ。


時刻は15:30、微妙な光具合に取り敢えず撮影時のWBは5000kとした。その色具合、現像の際にWBを変えるのではなく赤・緑・青の色バランスで調整した。


逢瀬の滝撮影で今秋予定した紅葉撮影はほぼ終わった。既にいわきの山々は散っている箇所が多い。併し市内など麓はまだこれからといった感じだが、被写体が少なくなる冬がいよいよやって来たようです。


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