石川郡平田村 山鶏滝+etc

17日(日)、田村郡小野町大字小戸神字日向の東堂山満福寺、石川郡平田村大字中倉字菅田 の山鶏滝へ行く。東堂山は陽が射す前に撮影を終えたいため04:30に家を出る。

目的は鐘楼とイチョウ。併しながら予想より色付きが遅く、石段への落葉もまだない。その一段約30cm石段は下画像のように改修が施され、上り易くはなったものの昔ながらの風情は無くなってしまったようだ。


」~ F8・SS1/4・ISO200 ~


そんな訳で鐘楼の撮影、可能なら後日とし本堂脇に色付いたモミジを撮ってみる。特にこれといって特色のない光景ではあるが、旧い家屋との井出達に何故か惹かれる。


山鶏滝の紅葉は既に遅しといった感じだった。先日の霞ヶ城公園の撮影記で書いたが、色付きがやや遅い里山と異なり水辺の紅葉は例年通りの進行具合といった塩梅か。

さて滝周辺は台風19号の豪雨のためか流木が景観を損ね、且つ”やまどりのたきはし”が壊れていた。下画像、裏手から滝を眺めると赤丸部分が構図内に入り、更に紅葉も終わり今年は横構図で撮ることを断念する。


秋 尽」~ F8・SS1/2・ISO100・C-PL+ND8 ~


この滝も陽射しがあると輝度差が生じ撮影が難しい。従っていつもは曇り時を狙って行っていたのだが、今回は流れる雲を待つも全体的な色調がどうも冴えない。従ってコントラストや明度の調整、加えて手前の岩々など色彩を部分ごとに補正する。


「季彩流々」~ F8・SS1/1.6・ISO125・C-PL+ND8 ~


雲は流れ青空となる。よって滝の撮影を終え部分毎に中望遠で切り取る。陽射しの届かない場所なのでその寒々しさと枯れ葉に、何処か冬への季節代わりを視覚的に感じた。


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