二本松市根崎 ”もりや食堂”

十数年ぶりの訪問となる”もりや食堂”。店舗前は普段から通っており、直ぐ近くにはお気に入りのラーメン店「麺屋しん蔵」があります。さて頻繁にこの辺りを往来しながら何故に時間が空いたかだが、正直なことを書くと名物と云われるかつ丼が舌に合わなかったからです。

12:00過ぎに入店、タイミング良く二人席に座れたが、その直後から数人が並び始めました。先に舌に合わなかったと記したが、各媒体や人伝にその人気ぶりを目耳にし、今回もう一度食べてみようと思った次第、且つ今日は朝からかつ丼の口になっていました。

至ってシンプルなメニューです。併しながら既に食べてる人もこれから注文する人も全員がかつ丼であり、この内容で十分事足りるといったところか。

店内は四人席テーブル×二卓、二人席テーブル×三卓、小上がり四人席×二卓。二人席テーブル三卓はコロナ過による四人席テーブルの変則的な並べ方になっているようです。因みに入店の際は今もマスク着用の表示がありました。

かつ丼 @880円


湯気が立つかつ丼そのもののビジュアルはとても美味そうです。熱々の肉片を頬張ればとんかつソースの香りが鼻に抜けます。そうなんです、このかつ丼のタレにはウスターソースが使われています。会津地方の煮込みかつ丼では定番となるソースだが、舌に合わないのはこれが理由なんです。更に前回はベチャベチャと汁気が多く、食べ切れずに残してしまいました。


更に更に気になるのは添えらたわかめスープです。以前は不味くて一口付けたに留まるが、今回もその記憶が甦り、可能なら一般的な味噌汁に変えて欲しいところだ。とはいえ先述したように各方面から美味いという評判を聞くと、味覚は千差万別なのだと改めて思う。肉は約2cm程の厚みがありながらも、柔らかく美味いので尚のこと悔やまれます。